8月24日 右腕
admin≫
2010/08/24 23:35:43
2010/08/24 23:35:43
今日は、仕事関係の方から後継者について色々と相談されたのですが、
正直言って私自身も人にあれこれ言えるほど明確な答えを持っていない。
同業者の方達では既に、ご子息を社長にされている方もいる。
これが正解なのかと言えば、その会社にとっは正解と言えると思う。
先日の、講演会で中沢先生が後継者についてご質問をされていましたが
先生が言うのには、少々出来が悪かっても、やっぱり身内を後継者に
する方がトラブルは少ないと仰っていました。理由は、「出来が悪くても
身内だから、後継者になるのは仕方ないとみんなそのことに反発が
少なくてある程度の納得はするから」と言うお話でした。
なるほど先生が言うのも分かるような気がする。身内以外の人が
後継者になることで、周囲からは「身内に後継者がいるのに、
どうして他人が後継者になるのか?余程、能力が高いのか?」と
疑心暗鬼になることはあると思う。こんなことを言ってる私も
社内に創業者の身内がいるのにも関わらず、他人である私が社長に
なったのだから、当時は、金融機関などからはかなり異様な目を
向けられたり、同業者や取引先からは色々と言われたりもした。
だからと言ってプレッシャーがなかったわけではないので、その分
頑張れたかもしれない。所謂、「反骨精神」みたいなものもあった。
しかし、「椅子は座る人に応じて大きくなる」と言う言葉もあるように
その器に応じて大きくなるもので、環境の変化がその人にも変化を
与えるようになる。そのことで、自分自身のやるべき役割であったり
果たすべき責任に自覚が出てくる。私の場合は、先代社長が亡くなって
社長になっているので、他社のように先代社長になって色々と「忍耐」とか
「我慢」をさせることがなかっただけ助かったのかもしれない。
後継者を育てる為には、「忍耐」が必要だと言われていて、何でも
言うのではなく、時には、その本人が嫌がる仕事をさせて見ることも
必要だと言われていた。人の嫌がる仕事をしてこそその人の成長にも
繋がるし、楽な事ではなく、困難なことがその成長促進剤になる。
しかし、絶対にしてはならないのが、若い息子を後継者にする場合は
会社の愚痴や、社長が如何に大変なことであるかはあまり言わないことで
特に、社長業の愚痴をこぼしたりすると「社長なんかしたくない」って
今の子供達は言うようです。だからたまには、「いい思い」をさせることも
必要で、まさしく右腕を育てるには「アメとムチ」が必要とのことでした。
弊社もそろそろ後継者作りをしていかなければならない時期に来てますので
私自身が味わったことをさせないように、慎重に進めて行かなければならない。
正直言って私自身も人にあれこれ言えるほど明確な答えを持っていない。
同業者の方達では既に、ご子息を社長にされている方もいる。
これが正解なのかと言えば、その会社にとっは正解と言えると思う。
先日の、講演会で中沢先生が後継者についてご質問をされていましたが
先生が言うのには、少々出来が悪かっても、やっぱり身内を後継者に
する方がトラブルは少ないと仰っていました。理由は、「出来が悪くても
身内だから、後継者になるのは仕方ないとみんなそのことに反発が
少なくてある程度の納得はするから」と言うお話でした。
なるほど先生が言うのも分かるような気がする。身内以外の人が
後継者になることで、周囲からは「身内に後継者がいるのに、
どうして他人が後継者になるのか?余程、能力が高いのか?」と
疑心暗鬼になることはあると思う。こんなことを言ってる私も
社内に創業者の身内がいるのにも関わらず、他人である私が社長に
なったのだから、当時は、金融機関などからはかなり異様な目を
向けられたり、同業者や取引先からは色々と言われたりもした。
だからと言ってプレッシャーがなかったわけではないので、その分
頑張れたかもしれない。所謂、「反骨精神」みたいなものもあった。
しかし、「椅子は座る人に応じて大きくなる」と言う言葉もあるように
その器に応じて大きくなるもので、環境の変化がその人にも変化を
与えるようになる。そのことで、自分自身のやるべき役割であったり
果たすべき責任に自覚が出てくる。私の場合は、先代社長が亡くなって
社長になっているので、他社のように先代社長になって色々と「忍耐」とか
「我慢」をさせることがなかっただけ助かったのかもしれない。
後継者を育てる為には、「忍耐」が必要だと言われていて、何でも
言うのではなく、時には、その本人が嫌がる仕事をさせて見ることも
必要だと言われていた。人の嫌がる仕事をしてこそその人の成長にも
繋がるし、楽な事ではなく、困難なことがその成長促進剤になる。
しかし、絶対にしてはならないのが、若い息子を後継者にする場合は
会社の愚痴や、社長が如何に大変なことであるかはあまり言わないことで
特に、社長業の愚痴をこぼしたりすると「社長なんかしたくない」って
今の子供達は言うようです。だからたまには、「いい思い」をさせることも
必要で、まさしく右腕を育てるには「アメとムチ」が必要とのことでした。
弊社もそろそろ後継者作りをしていかなければならない時期に来てますので
私自身が味わったことをさせないように、慎重に進めて行かなければならない。
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