3月31日 仕事の質
admin≫
2008/03/31 20:09:42
2008/03/31 20:09:42
今日は、「月末」と「年度末」が重なり各部署から「棚卸」状況や、「仕掛品」等の報告が
午後から社内の各部署や協力会社からあって、けっこう忙しかったりした。
その報告を聞いていて、世の中には四種類のタイプの人がいると思いました。
簡単なことを簡単に言うタイプ
難しいことを難しく言うタイプ
簡単なことを難しく言うタイプ
難しいことを簡単に言うタイプ
簡単なことを簡単に言ってくれるのは、効率的で良さそうだが、難しいことを難しく言うタイプも
嫌われそうだ。なんだかごちゃごちゃ言っているけど「要は何なの」「もっとわかりやすく言ってよ」と
聞き返されてしまう。しかしこれは意外に多いタイプかもしれない。
最も嬉しいのは、難しいことを簡単に言うタイプだ。効率的でありがたみがある。しかし、これには
問題もあるのではないだろうか。ハウツーやノウハウ、お手軽な情報を手に入れるにはいいが、
そこに傾斜していくと、聞いているほうは何も考えないで済むようになりかねない。また簡単なこと
でも自分の伝えたいメッセージは深慮かもしれないのに聞く側が簡単な内容のことだと割りきって
いればそのメッセージは伝わらないだろう。
逆に、そもそも自分が深く悩んで考えているような難しいことは、簡単には言い表すことが難しい。
そのようなことほど、自分が言ってみるまでに、自分自身でも貢献したことや嬉しいことなどは、
報告されるケースが多いが、自分にとって不利になるようなことは、報告されずに担当者個人で
処理しようとすることが多いと言える。個人のミスが会社全体にかかわるような取り返しのつかない
失敗になる前に、自ら進んで報告をする。 その自ら進んで報告には、貢献したことや嬉しいことなど
は、報告されるケースが多いが、自分にとって不利になるようなことは、報告されずに担当者個人で
処理しようとすることが多いと言える。個人のミスが会社全体にかかわるような取り返しのつかない
失敗になる前に、自ら進んで報告をする。ことが必要だといえる。
また重複しても報告する必要もある。組織においては、意志決定や判断の材料にするために
「報告」は重要である。末端のささいな事柄の報告でも、組織全体からすれば、重要事項として
判断する場合もある。報告が必要とされるのは、次のような場合である。
①指示された仕事が終わったとき
②長期の仕事の進行状況の中間報告
③仕事の進め方に変更が必要なとき
④新しい情報を入手したとき
⑤仕事に対する新しい改善方法を見つけたとき
⑥ミスをしたとき
そして、上司から指示を受けた場合、必ずメモをとることです。内容、期日などを正確に記入して
おく必要があります。又、長期の指示があった場合は、中間報告をし上司を安心させることです。
また指示通りに仕事を進めることができなくなった場合も、すぐに状況を報告し、次の指示を仰ぐ
必要があります。ビジネスのほうれんそう(報告・連絡・相談)には仕事を円滑に進めるための、
信頼関係を築くことにも働きます。
■指示を受ける
①上司には、「はい」と返事をして、メモを持参
②メモを取り、最後まで指示を聞く
③疑問点や不明な点がある場合は尋ねる
④指示の内容を復唱し、確認。
■報告の仕方
①上司に、自ら報告
②結論から先に述べる
③結論を述べた後に、理由、経過の順に簡潔に
④自身の意見や推測、反省は事実の報告後
⑤報告内容に資料をつける必要な場合は報告書を作成した提示
報連相には5W1Hが大切であるといわれてきましたが、これは手段系の領域でのことです。
現実には、相手が3Wだけを求めていると察知したら、5W1Hではなく、3Wが良い報告の仕方です。つまり、相手によるのです。「環境」(相手)との関連で報連相を考えると、このようなことが理解
しやすくなります。「手段」(報連相の仕方)を固定化して良いはずがありません。
また、その報連相が良いか悪いかは「目的」によります。目的があっての手段です。例えば、
営業報告と言っても、何の為の報告なのか、目的によって内容や表現を変えないと、適切な報告は
できません。今月の売上げ数字の速報が良いのか、前年対比とか長期目標との関連で報告すべき
なのか、目標未達の要因分析・対処方法までつけた報告が良いのか・・・などなど、色々な報告の
仕方が考えられるのです。
普段私たちは、目的を意識せずに手段に直行することが多いので、まずは「何のための」報連相か、という目的を明確にすることが必要です。しかしながら、手段としては効果的なものであっても、
目的が悪ければ質の高い報連相にはなり得ません。部下の報連相が悪いと指摘する上司は多い
です。確かに部下の報連相は良くないのだろうが、その部下は上司である自分の影響下にある
部下だ、ということを忘れている部下依存の上司も見られます。虚偽の報告や、連絡のまずさから
信頼関係を失った、相談がうまく進まず話が御破算になったという話もよく耳にします。
このように考えると、部下だけでなく、経営者のあり方が報連相の質を左右することが分かります。
安心と信頼は報連相の上に成り立つ。ということですね! 明日から4月!頑張ります!!
午後から社内の各部署や協力会社からあって、けっこう忙しかったりした。
その報告を聞いていて、世の中には四種類のタイプの人がいると思いました。
簡単なことを簡単に言うタイプ
難しいことを難しく言うタイプ
簡単なことを難しく言うタイプ
難しいことを簡単に言うタイプ
簡単なことを簡単に言ってくれるのは、効率的で良さそうだが、難しいことを難しく言うタイプも
嫌われそうだ。なんだかごちゃごちゃ言っているけど「要は何なの」「もっとわかりやすく言ってよ」と
聞き返されてしまう。しかしこれは意外に多いタイプかもしれない。
最も嬉しいのは、難しいことを簡単に言うタイプだ。効率的でありがたみがある。しかし、これには
問題もあるのではないだろうか。ハウツーやノウハウ、お手軽な情報を手に入れるにはいいが、
そこに傾斜していくと、聞いているほうは何も考えないで済むようになりかねない。また簡単なこと
でも自分の伝えたいメッセージは深慮かもしれないのに聞く側が簡単な内容のことだと割りきって
いればそのメッセージは伝わらないだろう。
逆に、そもそも自分が深く悩んで考えているような難しいことは、簡単には言い表すことが難しい。
そのようなことほど、自分が言ってみるまでに、自分自身でも貢献したことや嬉しいことなどは、
報告されるケースが多いが、自分にとって不利になるようなことは、報告されずに担当者個人で
処理しようとすることが多いと言える。個人のミスが会社全体にかかわるような取り返しのつかない
失敗になる前に、自ら進んで報告をする。 その自ら進んで報告には、貢献したことや嬉しいことなど
は、報告されるケースが多いが、自分にとって不利になるようなことは、報告されずに担当者個人で
処理しようとすることが多いと言える。個人のミスが会社全体にかかわるような取り返しのつかない
失敗になる前に、自ら進んで報告をする。ことが必要だといえる。
また重複しても報告する必要もある。組織においては、意志決定や判断の材料にするために
「報告」は重要である。末端のささいな事柄の報告でも、組織全体からすれば、重要事項として
判断する場合もある。報告が必要とされるのは、次のような場合である。
①指示された仕事が終わったとき
②長期の仕事の進行状況の中間報告
③仕事の進め方に変更が必要なとき
④新しい情報を入手したとき
⑤仕事に対する新しい改善方法を見つけたとき
⑥ミスをしたとき
そして、上司から指示を受けた場合、必ずメモをとることです。内容、期日などを正確に記入して
おく必要があります。又、長期の指示があった場合は、中間報告をし上司を安心させることです。
また指示通りに仕事を進めることができなくなった場合も、すぐに状況を報告し、次の指示を仰ぐ
必要があります。ビジネスのほうれんそう(報告・連絡・相談)には仕事を円滑に進めるための、
信頼関係を築くことにも働きます。
■指示を受ける
①上司には、「はい」と返事をして、メモを持参
②メモを取り、最後まで指示を聞く
③疑問点や不明な点がある場合は尋ねる
④指示の内容を復唱し、確認。
■報告の仕方
①上司に、自ら報告
②結論から先に述べる
③結論を述べた後に、理由、経過の順に簡潔に
④自身の意見や推測、反省は事実の報告後
⑤報告内容に資料をつける必要な場合は報告書を作成した提示
報連相には5W1Hが大切であるといわれてきましたが、これは手段系の領域でのことです。
現実には、相手が3Wだけを求めていると察知したら、5W1Hではなく、3Wが良い報告の仕方です。つまり、相手によるのです。「環境」(相手)との関連で報連相を考えると、このようなことが理解
しやすくなります。「手段」(報連相の仕方)を固定化して良いはずがありません。
また、その報連相が良いか悪いかは「目的」によります。目的があっての手段です。例えば、
営業報告と言っても、何の為の報告なのか、目的によって内容や表現を変えないと、適切な報告は
できません。今月の売上げ数字の速報が良いのか、前年対比とか長期目標との関連で報告すべき
なのか、目標未達の要因分析・対処方法までつけた報告が良いのか・・・などなど、色々な報告の
仕方が考えられるのです。
普段私たちは、目的を意識せずに手段に直行することが多いので、まずは「何のための」報連相か、という目的を明確にすることが必要です。しかしながら、手段としては効果的なものであっても、
目的が悪ければ質の高い報連相にはなり得ません。部下の報連相が悪いと指摘する上司は多い
です。確かに部下の報連相は良くないのだろうが、その部下は上司である自分の影響下にある
部下だ、ということを忘れている部下依存の上司も見られます。虚偽の報告や、連絡のまずさから
信頼関係を失った、相談がうまく進まず話が御破算になったという話もよく耳にします。
このように考えると、部下だけでなく、経営者のあり方が報連相の質を左右することが分かります。
安心と信頼は報連相の上に成り立つ。ということですね! 明日から4月!頑張ります!!
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