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 2月23日 過程 

今日は、南大阪の経営研究会の私が所属するリーダーシップ委員会の
非公式委員会でした。

内容は、同じリーダーシップ委員会のメンバーの会社にベンチマーキングに!

ベンチマーキングとは、色々と解説があって、ベンチマーキングについては
いろいろな定義があり、実践方法も多種多様である。
一般的にベンチマーキングとは、「業界を超えて世界で最も優れた方法あるいは
プロセスを実行している組織から、その実践方法(プラクティス)を学び、
自社に適した形で導入して大きな改善に結びつけるための一連の活動」と定義されている。
※プラクティスとは・・・最も効果的、効率的な実践の方法。または最優良の事例。

経営環境の変化が激しい時代において、KKDH経営と言われる「勘」、「経験」
「度胸」、「ハッタリ」だけでは、経営は通用しないので、様々な情報収集が経営を
左右する時代で、経営にとって重要な情報には3つある。

 1. 経営活動の結果を表す内部の情報・データ分析  (内部環境分析)
 2. 経営に影響を与える外部環境の情報・データ分析 (外部環境分析)
 3. 競争やベンチマーク組織の情報・データ分析


ベンチマーキング意義については、わかりやすく説明された文献によると

1.競争上の優位性をすばやく確立できる
多くの企業は、非常に厳しい競争環境に置かれている。
こうした環境で競争上の優位性を確保するには、常に競合や世界のベスト企業に目を向け、
そのやり方を学び即座に改善していくことが不可欠になっている。

2.既成概念を打ち破る考え方ができる
ベンチマーキングは業界を超えて世界のベストのやり方を学ぼうとするものであり、
これまで思いもよらなかったやり方を知る最適な方法である。業界の通念では、
そんなことできるはずはないと考えられていることも、実際に類似のプロセスで
全く違ったやり方をしているのを見ると、既成概念を打ち破ることができる。

3.比較分析により、自社のプロセスを冷静に見ることができる
競合やベストプラクティスのプロセスと自社のプロセスを実際に比較してみると、
何がどう違っているかが明確になる。それによって自分が本当に一番優れているか
どうかが明らかになる。 
          (参考文献:「日本経営品質賞とは何か」社会経済生産性本部)


ベンチマーキングにはいろんな種類があって、競合他社をベンチマーキングする他にも、
自社の他の部署に業務の効率化や業績向上の成功事例があれば、自社内でもベンチマーキングが
可能だし、異業種でも同じ機能であればベンチマーキングすることが可能です。
トヨタのカンバン方式はアメリカのスーパーマーケットをベンチマーキングしたっていう話は有名です。

同じ業界のベンチマーキングだとあまり画期的な手法というのは出てこないけど、トヨタが
カンバン方式を開発したように、異業種のベンチマーキングはその業界に革命的な変化を
もたらす可能性があるから、他の業種の成功事例が自社にあてはまらないか常に考えて
おくことはベンチマーキングの重要なポイントになります。

ベンチマーキングの種類

1.競合他社ベンチマーキング → 市場における競合企業を比較の対象とする


2.社内ベンチマーキング → 社内の他の部署を比較の対象とする

3.機能レベルベンチマーキング → 異業種で機能的に同じ業務プロセスを比較の対象とする


要するに、自社の常識は、世間の非常識であり、世間の常識は、自社の非常識ということは
たくさんありますので、「外部思考」を培うにはとても有効な方法です。


今年は、委員会内で委員さんの会社を順番にベンチマーキングすることが
委員長の方針のようで、自社以外の会社を知ると言うことはとても学びになり
弊社においても、社員さんたちにお得意さんの会社や同業者の会社に順番に
ベンチマーキングという形で、「他社を知る」ことを含めて推奨している。

ただ、ベンチマーキングの意味と意義をちゃんと理解していなければ
優れている相手のベスト・プラクティスを洞察力を持ってを探し出し、
なぜ相手が優れているのか、どのような考え方のもとにどのようにしているのか、
学ぶことができる点は何か、注意深く「プロセス」(過程)を探す必要があります。
そうでなければ単なる社会見学に終わってしまうので、ちゃんと予習は必要になる。。

ベンチマーキングで学んだことは、自らの組織に上手く活用出来るよう形を変える
必要があります。そして一番のポイントは、自社を更に良くする為の継続的な改革
改善活動の過程であると言うことですね!今日は、色々と学ぶことが出来ました。感謝




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10tt

Author:10tt
 しま しんじ 52歳
大阪市内で製造業を経営。
(他に、3社の代表取締役を兼務)
                   
アルバイト入社にて、35歳で代表取締役に就任。人材育成の教育会社の
研修に参加してそれを機に、経営に対しての勉強を始める。以来15年間
学び続けているが、まだまだやりたいこととできることに紆余曲折の日々!


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