1月20日 新春①
admin≫
2010/01/20 23:59:59
2010/01/20 23:59:59
今日からは、お世話になっている研修機関の「経営者セミナー」です。


3日間連続して、「人生も経営も修行である」をテーマに様々な講師の方々から、
厳しい人生を乗り越えられて、限界に挑戦して生きておられる講師によるご講演は、
非常に楽しみな3日間です。
最初のご講演の講師は、塩沼 亮潤 氏(慈眼寺住職)大峯千日回峰行大行満大阿闍梨。
ご講演のテーマは「人生生涯小僧のこころ」でした。

塩沼亮潤さんは、奈良県の吉野山で「千日回峰行」の荒行を達成された方で、
往復48キロ、高低差1,300mの山道を16時間かけて、9年間で1000日(1年間で約120日)
歩き続けるという、修験道の中でも最も過酷な荒行といわれる千日回峰行を、吉野・
金峯山寺の千三百年の歴史の中で二人目に満行され、その後断食、断水、不眠、不臥
(食べない、飲まない、寝ない、横にならない)を九日間続ける「四無行」という荒行も
満行された塩沼亮潤大阿闇梨の想像を絶する命がけの修行を乗り越え、塩沼氏が
掴んだ人生の真理とは何か、そして三つの人生の基本でした。
1)ありがとう。2)すみません。3)はいこの三つをきちんと言えることが大切ですと
教えていただきました。「人との絆」に対しても貴重なお話をお聴かせいただきました。
一言一句、お話される内容が心に染み渡る気がしました。
最後に、「人は一人では生きることは出来ない。よき経営者になる為には、
自分自身が良かったなどと思うことではなく、周りの人々のお陰と感謝こそが
また新しい道が必ず開ける。迷っても、悩んでもそこから何かを摑むこと。
どうせ同じ人生を送るなら数々の逆境はすべては人生の修行になるのだから。
人との出逢いがどんな出逢いであっても相手を受け入れることから行は始まる。
今の自分があると言う感謝の心がこれからの人生を決めて行く。修行に終わりは無い。
次のご講演は、遺伝子のゲノムで有名な筑波大学名誉教授 村上和雄先生でした。
村上先生は、人間には想像をはるかに超える偉大な可能性が眠っている。それらを
引き出すためにできることは何か。遺伝子のスイッチをオンにする生き方とは。
笑いと遺伝子の研究をしており、吉本興業との協力で、研究を重ねられています。
実際に働いている遺伝子は5-10%に過ぎません。DNAに関しては人と人との違いは
僅かに、0.05%で、つまり人間の持つ潜在能力はとてつもなく大きいのです。
遺伝子の機能は、電灯のスイッチのように、点けたり消したり(on/off)できます。
人生をよりよく生きるためには、良い遺伝子(元気が出たり、素肌がつやつやしたり)を
スイッチonにし、悪い遺伝子(誰もが持つ発ガン遺伝子)をスイッチoffにしたいものです。
スイッチon/offには、その人の生き方が大きく影響しています。キーワードは、
「遺伝子ONの生き方」。「人間は誰でも自分の中に、ものすごい力を発揮できる素晴らしい
遺伝子を持っているのです。それが今はたとえ眠っていたとしても、その遺伝子のスイッチを
ONにすることができれば、どんなことだってできる」。問題は、その遺伝子のスイッチを
どうすればONにできるか?ということです。とても面白い内容でした。。
最後の講師は、谷井 昭雄先生で松下電器産業(現・パナソニック)の第四代社長。
「経営の神様」とも呼ばれる偉大な創業者 松下幸之助氏に学んだ「経営の心」とは何か。
木野 親之先生と同様に幸之助翁から直々ご指導を受けられた時のお話でした。
谷井氏といえば、かつてビデオのベータ方式対VHS方式で、ソニーと熾烈な競争をして、
結局松下が勝利したまさにその立役者であります。
ご講演の最後に谷井氏がピータードラッガー氏の言葉を引用されておられました。
「一人の力で成功することは絶対にない。一人の力が他人の協力を得たときに初めて、
事業は成功する。協力を得られるのは、鋭さではなく人格の力である。」
初日の講演会が終わってからは、大懇親会でした。
オープニングは、昨年、T塾で訪問したときに見た「炎太鼓」でした。

何回見ても鳥肌が立つ迫力でした。明日からの講演も楽しみです。


3日間連続して、「人生も経営も修行である」をテーマに様々な講師の方々から、
厳しい人生を乗り越えられて、限界に挑戦して生きておられる講師によるご講演は、
非常に楽しみな3日間です。
最初のご講演の講師は、塩沼 亮潤 氏(慈眼寺住職)大峯千日回峰行大行満大阿闍梨。
ご講演のテーマは「人生生涯小僧のこころ」でした。

塩沼亮潤さんは、奈良県の吉野山で「千日回峰行」の荒行を達成された方で、
往復48キロ、高低差1,300mの山道を16時間かけて、9年間で1000日(1年間で約120日)
歩き続けるという、修験道の中でも最も過酷な荒行といわれる千日回峰行を、吉野・
金峯山寺の千三百年の歴史の中で二人目に満行され、その後断食、断水、不眠、不臥
(食べない、飲まない、寝ない、横にならない)を九日間続ける「四無行」という荒行も
満行された塩沼亮潤大阿闇梨の想像を絶する命がけの修行を乗り越え、塩沼氏が
掴んだ人生の真理とは何か、そして三つの人生の基本でした。
1)ありがとう。2)すみません。3)はいこの三つをきちんと言えることが大切ですと
教えていただきました。「人との絆」に対しても貴重なお話をお聴かせいただきました。
一言一句、お話される内容が心に染み渡る気がしました。
最後に、「人は一人では生きることは出来ない。よき経営者になる為には、
自分自身が良かったなどと思うことではなく、周りの人々のお陰と感謝こそが
また新しい道が必ず開ける。迷っても、悩んでもそこから何かを摑むこと。
どうせ同じ人生を送るなら数々の逆境はすべては人生の修行になるのだから。
人との出逢いがどんな出逢いであっても相手を受け入れることから行は始まる。
今の自分があると言う感謝の心がこれからの人生を決めて行く。修行に終わりは無い。
次のご講演は、遺伝子のゲノムで有名な筑波大学名誉教授 村上和雄先生でした。
村上先生は、人間には想像をはるかに超える偉大な可能性が眠っている。それらを
引き出すためにできることは何か。遺伝子のスイッチをオンにする生き方とは。
笑いと遺伝子の研究をしており、吉本興業との協力で、研究を重ねられています。
実際に働いている遺伝子は5-10%に過ぎません。DNAに関しては人と人との違いは
僅かに、0.05%で、つまり人間の持つ潜在能力はとてつもなく大きいのです。
遺伝子の機能は、電灯のスイッチのように、点けたり消したり(on/off)できます。
人生をよりよく生きるためには、良い遺伝子(元気が出たり、素肌がつやつやしたり)を
スイッチonにし、悪い遺伝子(誰もが持つ発ガン遺伝子)をスイッチoffにしたいものです。
スイッチon/offには、その人の生き方が大きく影響しています。キーワードは、
「遺伝子ONの生き方」。「人間は誰でも自分の中に、ものすごい力を発揮できる素晴らしい
遺伝子を持っているのです。それが今はたとえ眠っていたとしても、その遺伝子のスイッチを
ONにすることができれば、どんなことだってできる」。問題は、その遺伝子のスイッチを
どうすればONにできるか?ということです。とても面白い内容でした。。
最後の講師は、谷井 昭雄先生で松下電器産業(現・パナソニック)の第四代社長。
「経営の神様」とも呼ばれる偉大な創業者 松下幸之助氏に学んだ「経営の心」とは何か。
木野 親之先生と同様に幸之助翁から直々ご指導を受けられた時のお話でした。
谷井氏といえば、かつてビデオのベータ方式対VHS方式で、ソニーと熾烈な競争をして、
結局松下が勝利したまさにその立役者であります。
ご講演の最後に谷井氏がピータードラッガー氏の言葉を引用されておられました。
「一人の力で成功することは絶対にない。一人の力が他人の協力を得たときに初めて、
事業は成功する。協力を得られるのは、鋭さではなく人格の力である。」
初日の講演会が終わってからは、大懇親会でした。
オープニングは、昨年、T塾で訪問したときに見た「炎太鼓」でした。

何回見ても鳥肌が立つ迫力でした。明日からの講演も楽しみです。
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