1月 8日 エール
admin≫
2010/01/08 17:59:42
2010/01/08 17:59:42
今日も、朝から新年のご挨拶に行ってきましたが、普段はあまり行っていない所に
行くと、周囲の景気が変わってたりしてビックリでした。クルマで走っていて、
「確か、焼肉屋が角にあったはずなのに・」とか、「美容室のある信号を左折・」と
焼肉屋がなくなってラーメン屋に、美容室がなくなって携帯ショップになってたり
ドンドン変わって行くのは、街が成長しているのか・・、衰退しているのか・・。
昨日の午後に社に戻ってしばらくすると来客が・・。見覚えが無い人だったのですが、
先月の南大阪の例会でM副会長からご紹介頂いた、飲料メーカーの営業の方だった。
M副会長から、「一度、会社にお邪魔して来い!」と言われたようで、弊社の工場内に
自販機を設置しているのですが、今あるのはS社の飲料で、この営業の方はA社なので
新規取引の営業かと思っていたのですが、開口一番、「今日はお仕事の話ではなくて
今、自分自身が色々と悩んでいることがあって、M副会長からの薦めでお話を聞かせて
頂きたくて大変お忙しいことは重々承知の上で、厚かましくも来させて頂きました」と。。
M副会長の紹介でもあるので無下に帰らせることも出来ないので、色々とお話を聞いて
私なりのアドバイスをさせて頂いたのですが、以前、弊社が取引させて頂いている
銀行の担当者のことを事例としてお話させて頂いた。
この営業マンは、実は私が当時住んでいた地元の後輩で、私自身は知らなかったのですが
たまたま営業で来て、私の名刺の名前を見て、その時は色々と聞くことも出来ずに、事務の
女子社員さんに、年齢だとか、出身地だとかを根掘り葉掘り聞いて、間違いないことを
確信し、私に、「実は、社長は覚えて無いかと思いますが、私は社長の後輩でして・・」と
そして、初めて言葉を交わした時のことをとてもよく覚えていてその時の話は、
当時は、私はサーフィンのチームに入ってたのでよく波乗りに行ってたのですが、後輩は
後輩の友人達8人と一緒に来てたらしくて、その後輩は私に声を掛けたことは無かった
らしいのですが、たまたまその時に、私と友人が海から上がってきて、後輩達に向かって
「あ~~!腹減った!熱いうどんが食べたい!誰か買ってきてくれ!」と言ったらしくて、
その時にその後輩達が、急いで買いに行ったのですが、うどんが無くてカップラーメンを
買ってきたらしくて、友人は、「なかなか気が付くやつらやなぁ!」と喜んで食べようと
したのですが、私は、「オレは、うどんが食いたいって言うたんやぁ!」と文句を言ったらしくて、
しかし、当時付き合っていた彼女に「せっかく買ってきてくれたのに文句言うな!」と
一喝?恫喝?されたらしくて、その彼女から「ちゃんとお礼ぐらい言われへんの?」と・・。
で、私もまだ若かったこともあって「ありがとう」が言えずに、私が掛けていたサングラスを
その後輩に、「これやるわ!」と言って渡したらしくて、その後輩はそのサングラスを
今でも、家に飾ってあるとのことで、若かりし頃の話にビックリするやら!!
そんな後輩なので、弊社の担当になったことで、色々と仕事の話だけでなく自分の悩みまで
色々と話をすることになったのですが、ある時に、その後輩の銀行が破綻し、後輩はそのことで
真剣に悩み、今後どうしていいのかさえもわからなくなっていたのですが、そのまま破綻した
銀行から、吸収された銀行に拾われるように、冷や飯を食わされることも覚悟して行くのか、
それとも退社して、新しい就職先を探すのかをかなり迷っていたのですが、その時に私から
「何の為に、銀行に入ったのか?今の仕事をして自分は何をしたかったのか?」を聞いた。
そして、「看板が変わることで、それが出来ないのか?」と。後輩は、そのことで、吸収された
銀行に行くことを決めた。当然、後輩には「破綻した会社の社員なんて引け目なんて考えるな!
どうせなら、遠慮なんかせんと思い切ってやれ!」と。後輩も元々根性はあるほうだったので、
新しい銀行では、バリバリと仕事もこなしていって、あるとき、弊社に来て「転勤することに
なりました。」私から「左遷か?」と聞くと、「支店長して行くので栄転です!」と言うことで、
後輩の努力が実ったようでした。その後、地方に行ったので顔を合わすことが無かったのですが、
たまたま、私が学びの師匠であるO先生と話をしていたら、「今度、○○銀行の支店長勉強会の
講師でいくことになってる」と言うことで、O先生に「その銀行の支店長に後輩がいてるので
イジッテやってください!」とお願いしたところ、O先生もイジッテくれたようで、おまけに
O先生からの講師報告書にもその後輩のことを良く書いてくれたようでした。。
そんなこともあってまたしばらく会うことも無かったのですが、4年ほど前の正月に
黒塗りのハイヤーに乗ってその後輩が新年の挨拶に来て、「ご無沙汰します!」と。
私は、「黒塗りのハイヤーなんか勝手に乗ったら怒られるぞ!」と言うと、笑っていた。
「ちょっとは、偉くなったんか?」と聞くと、「一応、部長職になりました!」とのことで
「それは、支店長より偉いんか?」と聞くと、また笑顔で「はい!」とのことでした。
後輩にとっては、人には言えない並々ならぬ努力を重ねてその地位まで上ってきたと思います。
一時は、辞めることさえ考えてたこともあったのに、でも我慢や辛抱が実を結んだと思います。
帰り際に、後輩から、「社長!オマエ偉なったらオレのヴィトンのカバンをやる!」って言って
ましたけどもえらますか?」と言ってきたので、「まだ本物は10年早い!」とコピー物の
カバンをあげたのですが、後輩は「まだまだ厳しいですね!でもいつか本物をもらえるように
頑張ります!」と言っていた。後輩には、その時、私がしていたネクタイを外して「これで
良かったら持って行け!」と渡したら、後輩は、「ありがとうございます!」と言ってくれた。
努力は、必ず報われると思います。その後輩に負けないように私も頑張らないと!
話が長くなりましたが、そんな話をその飲料メーカーの営業さんにお話をさせて頂きました。
彼には、こんな話が役に立ったかはわかりませんが、37歳だと言っていましたので
まだまだこれから色々なチャンスもあるかと思います。私もそんな年齢から学び始めて
色々な出逢いがあって当時に比べて少しだけでも成長出来たと思います。彼には困難に負けずに
試練は、自分の力を試されているとき!ガンバレ!のエールを心より贈りたいと思います!!
行くと、周囲の景気が変わってたりしてビックリでした。クルマで走っていて、
「確か、焼肉屋が角にあったはずなのに・」とか、「美容室のある信号を左折・」と
焼肉屋がなくなってラーメン屋に、美容室がなくなって携帯ショップになってたり
ドンドン変わって行くのは、街が成長しているのか・・、衰退しているのか・・。
昨日の午後に社に戻ってしばらくすると来客が・・。見覚えが無い人だったのですが、
先月の南大阪の例会でM副会長からご紹介頂いた、飲料メーカーの営業の方だった。
M副会長から、「一度、会社にお邪魔して来い!」と言われたようで、弊社の工場内に
自販機を設置しているのですが、今あるのはS社の飲料で、この営業の方はA社なので
新規取引の営業かと思っていたのですが、開口一番、「今日はお仕事の話ではなくて
今、自分自身が色々と悩んでいることがあって、M副会長からの薦めでお話を聞かせて
頂きたくて大変お忙しいことは重々承知の上で、厚かましくも来させて頂きました」と。。
M副会長の紹介でもあるので無下に帰らせることも出来ないので、色々とお話を聞いて
私なりのアドバイスをさせて頂いたのですが、以前、弊社が取引させて頂いている
銀行の担当者のことを事例としてお話させて頂いた。
この営業マンは、実は私が当時住んでいた地元の後輩で、私自身は知らなかったのですが
たまたま営業で来て、私の名刺の名前を見て、その時は色々と聞くことも出来ずに、事務の
女子社員さんに、年齢だとか、出身地だとかを根掘り葉掘り聞いて、間違いないことを
確信し、私に、「実は、社長は覚えて無いかと思いますが、私は社長の後輩でして・・」と
そして、初めて言葉を交わした時のことをとてもよく覚えていてその時の話は、
当時は、私はサーフィンのチームに入ってたのでよく波乗りに行ってたのですが、後輩は
後輩の友人達8人と一緒に来てたらしくて、その後輩は私に声を掛けたことは無かった
らしいのですが、たまたまその時に、私と友人が海から上がってきて、後輩達に向かって
「あ~~!腹減った!熱いうどんが食べたい!誰か買ってきてくれ!」と言ったらしくて、
その時にその後輩達が、急いで買いに行ったのですが、うどんが無くてカップラーメンを
買ってきたらしくて、友人は、「なかなか気が付くやつらやなぁ!」と喜んで食べようと
したのですが、私は、「オレは、うどんが食いたいって言うたんやぁ!」と文句を言ったらしくて、
しかし、当時付き合っていた彼女に「せっかく買ってきてくれたのに文句言うな!」と
一喝?恫喝?されたらしくて、その彼女から「ちゃんとお礼ぐらい言われへんの?」と・・。
で、私もまだ若かったこともあって「ありがとう」が言えずに、私が掛けていたサングラスを
その後輩に、「これやるわ!」と言って渡したらしくて、その後輩はそのサングラスを
今でも、家に飾ってあるとのことで、若かりし頃の話にビックリするやら!!
そんな後輩なので、弊社の担当になったことで、色々と仕事の話だけでなく自分の悩みまで
色々と話をすることになったのですが、ある時に、その後輩の銀行が破綻し、後輩はそのことで
真剣に悩み、今後どうしていいのかさえもわからなくなっていたのですが、そのまま破綻した
銀行から、吸収された銀行に拾われるように、冷や飯を食わされることも覚悟して行くのか、
それとも退社して、新しい就職先を探すのかをかなり迷っていたのですが、その時に私から
「何の為に、銀行に入ったのか?今の仕事をして自分は何をしたかったのか?」を聞いた。
そして、「看板が変わることで、それが出来ないのか?」と。後輩は、そのことで、吸収された
銀行に行くことを決めた。当然、後輩には「破綻した会社の社員なんて引け目なんて考えるな!
どうせなら、遠慮なんかせんと思い切ってやれ!」と。後輩も元々根性はあるほうだったので、
新しい銀行では、バリバリと仕事もこなしていって、あるとき、弊社に来て「転勤することに
なりました。」私から「左遷か?」と聞くと、「支店長して行くので栄転です!」と言うことで、
後輩の努力が実ったようでした。その後、地方に行ったので顔を合わすことが無かったのですが、
たまたま、私が学びの師匠であるO先生と話をしていたら、「今度、○○銀行の支店長勉強会の
講師でいくことになってる」と言うことで、O先生に「その銀行の支店長に後輩がいてるので
イジッテやってください!」とお願いしたところ、O先生もイジッテくれたようで、おまけに
O先生からの講師報告書にもその後輩のことを良く書いてくれたようでした。。
そんなこともあってまたしばらく会うことも無かったのですが、4年ほど前の正月に
黒塗りのハイヤーに乗ってその後輩が新年の挨拶に来て、「ご無沙汰します!」と。
私は、「黒塗りのハイヤーなんか勝手に乗ったら怒られるぞ!」と言うと、笑っていた。
「ちょっとは、偉くなったんか?」と聞くと、「一応、部長職になりました!」とのことで
「それは、支店長より偉いんか?」と聞くと、また笑顔で「はい!」とのことでした。
後輩にとっては、人には言えない並々ならぬ努力を重ねてその地位まで上ってきたと思います。
一時は、辞めることさえ考えてたこともあったのに、でも我慢や辛抱が実を結んだと思います。
帰り際に、後輩から、「社長!オマエ偉なったらオレのヴィトンのカバンをやる!」って言って
ましたけどもえらますか?」と言ってきたので、「まだ本物は10年早い!」とコピー物の
カバンをあげたのですが、後輩は「まだまだ厳しいですね!でもいつか本物をもらえるように
頑張ります!」と言っていた。後輩には、その時、私がしていたネクタイを外して「これで
良かったら持って行け!」と渡したら、後輩は、「ありがとうございます!」と言ってくれた。
努力は、必ず報われると思います。その後輩に負けないように私も頑張らないと!
話が長くなりましたが、そんな話をその飲料メーカーの営業さんにお話をさせて頂きました。
彼には、こんな話が役に立ったかはわかりませんが、37歳だと言っていましたので
まだまだこれから色々なチャンスもあるかと思います。私もそんな年齢から学び始めて
色々な出逢いがあって当時に比べて少しだけでも成長出来たと思います。彼には困難に負けずに
試練は、自分の力を試されているとき!ガンバレ!のエールを心より贈りたいと思います!!
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