12月17日 後ろ髪
admin≫
2009/12/17 23:40:40
2009/12/17 23:40:40
今日は。朝からT塾でしたので、とりあえず午前中はディスカッションが
あるとのことだったので、それだけ参加することにしました。
横浜の友人であるSさんにだけ事情を伝えて昼前に会場を後にしました。
本来なら、すぐにでも掛けつけるべきなのかも知れないのですが、
慌てても仕方ないし、すぐに行ったからと言って何か出来るわけでもないし、
午後から「湯灌」が行なわれるとのことで、それに間に合うように来てくれたら
良いということだったので、奥さんのすべて言うとおりにだけするようにした。
湯灌(ゆかん)とは、葬儀に際し遺体を入浴させ、洗浄することで、簡易には遺体を
清拭することで済ませる場合もあるが、故人が男性の場合はその際に髭を剃られ、女性の場合は
死に化粧が施される。地域差があり、一般的ではない地域もあるとされる。
この湯灌の儀式は、生前の罪障を清め、生に対する煩悩を洗い流すといわれる、
極めて大切な精神性の高い奥さんの実家である京都でのしきたりです。
また、生まれ変わりのための産湯の意味もあると言われております。ご葬儀に入る前の
しめやかな序章として、故人にゆかりの深い人たちが、死の重みと生命の大切さをかみしめ、
分かち合うひと時が、あわただしい現実の時間の流れを押しとどめ、故人との別れを
一層思い出深いものにします。
私自身、初めて立ち会って、娘にとっても初めての体験で少し動揺していましたが
しっかりと立ち会っていました。
お通夜までに一度自宅に帰って着替えに大阪まで戻り、また京都にとんぼ返りで
時間には間に合い、義父は既に現役を引退していたので、お通夜の参列に関しても
義母からは、「あまり知らせるところも無いので」と言われていましたが、
100名を越える大勢の人たちが参列してくださいました。
頑固オヤジにふさわしく、一度決めたことは必ず遣り通す人であり、それでいて
情にもろく、面倒見が良くて、私が早くに父を亡くしたので、本当に色々と
仕事のことなども話を聞かせて頂いたり、特にゴルフが好きで、一緒に二回しか
ラウンドしたことが無かったのですが、私の家に来たときに少し小さくなった
私のゴルフウェアーを義弟にあげようとしたら、義弟に「こんなに良いウェアーを
着るのは、10年早い!生意気だ!」と言って、義父が「この服は全部、私が着る!」と
言って持って帰り、その次にあった時に、「貰った服を着てゴルフに行ったら、ゴルフの
仲間から10歳若返ったみたいだ!」と言われたと笑いながら話してたりしていた。
明日は、葬儀なのですが、明日は前から決まっていた新潟の経営研究会の例会での講演。
奥さんには、前から言っていたので、「気にしないで行って!」と言われ、義母からも
「大丈夫だから、ずっと前から決まっていることなのだから気にしないで行って!」と・・。
今日ほど、講演に行くことが辛いことだと思ったことは無い。。誰かに代わってもらえるのなら
代わって欲しい!と思ったことも初めてです。これが「試練」とは思いたくは無いが、
あえてこんなことになるとは、しかし明日、新潟で待っている方々がいると思うと・・。
お通夜も滞りなく終わり、あとは特にすることも無く、親族の方々がみんないてくれて
とても賑やかなお通夜になりましたので、奥さんや娘を置いて、大阪に私一人で戻ることに。
断腸の思いというか、後ろ髪が惹かれるとはまさにことことですが、亡き義父ももし生きてたら
「気にせずにいって来い!」と言っていたと思います。そんな気持ちに応えられるように
明日は、頑張ってきます。
あるとのことだったので、それだけ参加することにしました。
横浜の友人であるSさんにだけ事情を伝えて昼前に会場を後にしました。
本来なら、すぐにでも掛けつけるべきなのかも知れないのですが、
慌てても仕方ないし、すぐに行ったからと言って何か出来るわけでもないし、
午後から「湯灌」が行なわれるとのことで、それに間に合うように来てくれたら
良いということだったので、奥さんのすべて言うとおりにだけするようにした。
湯灌(ゆかん)とは、葬儀に際し遺体を入浴させ、洗浄することで、簡易には遺体を
清拭することで済ませる場合もあるが、故人が男性の場合はその際に髭を剃られ、女性の場合は
死に化粧が施される。地域差があり、一般的ではない地域もあるとされる。
この湯灌の儀式は、生前の罪障を清め、生に対する煩悩を洗い流すといわれる、
極めて大切な精神性の高い奥さんの実家である京都でのしきたりです。
また、生まれ変わりのための産湯の意味もあると言われております。ご葬儀に入る前の
しめやかな序章として、故人にゆかりの深い人たちが、死の重みと生命の大切さをかみしめ、
分かち合うひと時が、あわただしい現実の時間の流れを押しとどめ、故人との別れを
一層思い出深いものにします。
私自身、初めて立ち会って、娘にとっても初めての体験で少し動揺していましたが
しっかりと立ち会っていました。
お通夜までに一度自宅に帰って着替えに大阪まで戻り、また京都にとんぼ返りで
時間には間に合い、義父は既に現役を引退していたので、お通夜の参列に関しても
義母からは、「あまり知らせるところも無いので」と言われていましたが、
100名を越える大勢の人たちが参列してくださいました。
頑固オヤジにふさわしく、一度決めたことは必ず遣り通す人であり、それでいて
情にもろく、面倒見が良くて、私が早くに父を亡くしたので、本当に色々と
仕事のことなども話を聞かせて頂いたり、特にゴルフが好きで、一緒に二回しか
ラウンドしたことが無かったのですが、私の家に来たときに少し小さくなった
私のゴルフウェアーを義弟にあげようとしたら、義弟に「こんなに良いウェアーを
着るのは、10年早い!生意気だ!」と言って、義父が「この服は全部、私が着る!」と
言って持って帰り、その次にあった時に、「貰った服を着てゴルフに行ったら、ゴルフの
仲間から10歳若返ったみたいだ!」と言われたと笑いながら話してたりしていた。
明日は、葬儀なのですが、明日は前から決まっていた新潟の経営研究会の例会での講演。
奥さんには、前から言っていたので、「気にしないで行って!」と言われ、義母からも
「大丈夫だから、ずっと前から決まっていることなのだから気にしないで行って!」と・・。
今日ほど、講演に行くことが辛いことだと思ったことは無い。。誰かに代わってもらえるのなら
代わって欲しい!と思ったことも初めてです。これが「試練」とは思いたくは無いが、
あえてこんなことになるとは、しかし明日、新潟で待っている方々がいると思うと・・。
お通夜も滞りなく終わり、あとは特にすることも無く、親族の方々がみんないてくれて
とても賑やかなお通夜になりましたので、奥さんや娘を置いて、大阪に私一人で戻ることに。
断腸の思いというか、後ろ髪が惹かれるとはまさにことことですが、亡き義父ももし生きてたら
「気にせずにいって来い!」と言っていたと思います。そんな気持ちに応えられるように
明日は、頑張ってきます。
スポンサーサイト