3月17日 上海視察 最終日
admin≫
2008/03/18 01:39:10
2008/03/18 01:39:10
あっという間の4日間でした!初日に全員で決めた42社の成約目標も43社達成!!
空港までの車中にて、それぞれのこの4日間での、体験談の発表を聞いて、笑いあり
フィードバックがあり、とても有意義な「PDCA in 上海」になりました。
今回は、中国製冷凍餃子の問題や野菜などの残留農薬問題等の日本での影響に関して、
現地の方とお話をしたところ、冷凍餃子の件は、「日本のスーパーでの品質管理が問題で
中国製には何ら問題は無い!」とのことで、中国国内では、中国製の餃子に問題があったという
報道は一切なく、残留農薬の野菜に関してなどは、そんな話は何も知らないとのことでした。
又、北京オリンピックに関して「中国での開催を妬んでいるアジアの国」として日本が評価され
すべて逆の報道がされていることには驚きました。中国人とチベット人との抗争に関しても
一切報道がされていませんでした!やはり報道規制が現実にあることを実感しました。
上海株式市場が続落し、昨年7月初旬以来、8カ月ぶりの水準に逆戻りしてることもあって
温家宝首相が記者会見で経済の過熱に引き続き警戒感を示し、下落局面が続く株式市場に
言及しなかったことで、一般投資家からは失望されているようでした。市場関係者によると、
2月の消費者物価指数(CPI)が大幅に上昇したことに加え、同月の新規融資が伸び悩んだ
ことで、市場では、予想通り利上げが実施されれば、中国経済が「ハードランディング」するの
ではないかとの懸念が浮上している。
ハードランディングとは、バブル状態になった経済状態がドラスティック(手段など・徹底的な,
思い切った; 深刻な.)に崩壊することで、歴史的に見ると、経済にバブル状態が発生すると、
それがある時期からドラスティックに崩壊して経済に大きな悪影響を及ぼす形、つまり、
ハードランディングによって終わることが多い。
バブル経済がハードランディングすると、実体経済に大きな悪影響を及ぼし、それが長引いて
しまうことが多い。そこで、バブル状態が発生している時に、その状態を少しずつ沈静化させて、
ドラスティックな崩壊現象が起こることを防ごうということをソフトランディングという。
上海ー資本主義社会の「発展」と「成長」とともに、金がすべてものをいう社会価値観が
うえつけられてくる。金のためにはなんでもやる。という価値観が平気で横行していて、
上海は世界一の経済都市として間違いなく、ニューヨークや東京やロンドンを抜くであろう。
しかしその光の部分が大きければ大きいほど、影の部分も大きくなる。眠れる獅子を覚ました
中国は、さまよえる獅子となって大暴れしようとしているとも現実である。
ちなみに、上海で一番の繁華街である南京東路はほとんど上海人は歩かないそうである。
いつも人でいっぱいなのは地方から上海旅行にきた中国人や外国人がほとんどだというのだ。
これも1つの上海のれっきとした現実です!南京東路に一本5円の羊肉の串焼きを一日2万本を
売る屋台があって、5円×20,000本=10万円 サラリーマンの平均月収が2万円程度ですから
屋台で、月商300万円はすごいですね!!(アルバイトに五人雇っているらしいですが・・)
市内は、圧倒的な数の高層マンション、工事中の高層ビル群、北京オリンピックのカウントダウンを
表示する電光掲示板など、車で移動中から見える高層マンションの無数の窓にはたくさんの
洗濯物がはためき、人々の息遣いが聞こえてくるようで、この街の1800万人というマンパワーの
ほんの一部でしょうけれど、生々しく感じました。また、工事中の高層ビル群の中でも一際目立って
いたのが、森ビルが建設中の「上海環球金融中心」。地上101階、高さ492m、ビジネス、文化、
エンターテインメントの一大拠点となる「垂直の複合都市」になる予定とのこと。このビルを眺めて
いるだけでも、上海の成長力を十分に感じました。
一方、影の部分と感じたのは、高層マンションのすぐ隣に広がる衛生状態の悪そうな壊れかけた
低層住宅群や、交通マナーに見られるモラル・マナーの欠如、都心部の深刻な交通渋滞、
泥臭い水道水、また商店にならぶ埃をかぶった商品の品質への不安など。
目に見えない部分では、売れない高級マンションの話を耳にしました。最も高級なマンションは、
1平米およそ240万円で、建ててみたものの売約済は僅か数件とのこと。買い手不在の不動産
バブルの臭いを感じました。このような光と影をうまくコントロールすることが上海だけでなく中国の
持続的成長には不可欠で、光の部分の暴走を抑えつつ影の部分の底上げを中国政府がどうやって
実現していくのか、今後強い関心をもって注目していこうと思いました。

(上海・浦東空港内 本当に広いです!)

(空港内のおみやげ専門店ですが、買っているのは日本人だけでした!)

(搭乗するには、バスで飛行機まで行って、ここでも公安の厳しいチェックがありました!)
到着後、関西空港で解散!
その後、一路会社へ行ってから、今度は翌日から大阪で開催されるの「本部理事会」の
前日恒例の「本部理事会前日懇親会」会場の箕面国定公園内にある「加古川山荘」に!
箕面駅で植田 会長と合流して、徒歩で暗闇の道を歩いて上がって行くのですが・・・。
到着後に、全国各地から来られている会長・事務局長との挨拶もそこそこにして食事!

食事後は、皆さんと「大学堂」と呼ばれる会場にて「経営談義」!午後9時には帰る予定が・・
結局は、午後11時半になり、自宅に着いたのは午前1時前でした。本当に疲れました。。
空港までの車中にて、それぞれのこの4日間での、体験談の発表を聞いて、笑いあり
フィードバックがあり、とても有意義な「PDCA in 上海」になりました。
今回は、中国製冷凍餃子の問題や野菜などの残留農薬問題等の日本での影響に関して、
現地の方とお話をしたところ、冷凍餃子の件は、「日本のスーパーでの品質管理が問題で
中国製には何ら問題は無い!」とのことで、中国国内では、中国製の餃子に問題があったという
報道は一切なく、残留農薬の野菜に関してなどは、そんな話は何も知らないとのことでした。
又、北京オリンピックに関して「中国での開催を妬んでいるアジアの国」として日本が評価され
すべて逆の報道がされていることには驚きました。中国人とチベット人との抗争に関しても
一切報道がされていませんでした!やはり報道規制が現実にあることを実感しました。
上海株式市場が続落し、昨年7月初旬以来、8カ月ぶりの水準に逆戻りしてることもあって
温家宝首相が記者会見で経済の過熱に引き続き警戒感を示し、下落局面が続く株式市場に
言及しなかったことで、一般投資家からは失望されているようでした。市場関係者によると、
2月の消費者物価指数(CPI)が大幅に上昇したことに加え、同月の新規融資が伸び悩んだ
ことで、市場では、予想通り利上げが実施されれば、中国経済が「ハードランディング」するの
ではないかとの懸念が浮上している。
ハードランディングとは、バブル状態になった経済状態がドラスティック(手段など・徹底的な,
思い切った; 深刻な.)に崩壊することで、歴史的に見ると、経済にバブル状態が発生すると、
それがある時期からドラスティックに崩壊して経済に大きな悪影響を及ぼす形、つまり、
ハードランディングによって終わることが多い。
バブル経済がハードランディングすると、実体経済に大きな悪影響を及ぼし、それが長引いて
しまうことが多い。そこで、バブル状態が発生している時に、その状態を少しずつ沈静化させて、
ドラスティックな崩壊現象が起こることを防ごうということをソフトランディングという。
上海ー資本主義社会の「発展」と「成長」とともに、金がすべてものをいう社会価値観が
うえつけられてくる。金のためにはなんでもやる。という価値観が平気で横行していて、
上海は世界一の経済都市として間違いなく、ニューヨークや東京やロンドンを抜くであろう。
しかしその光の部分が大きければ大きいほど、影の部分も大きくなる。眠れる獅子を覚ました
中国は、さまよえる獅子となって大暴れしようとしているとも現実である。
ちなみに、上海で一番の繁華街である南京東路はほとんど上海人は歩かないそうである。
いつも人でいっぱいなのは地方から上海旅行にきた中国人や外国人がほとんどだというのだ。
これも1つの上海のれっきとした現実です!南京東路に一本5円の羊肉の串焼きを一日2万本を
売る屋台があって、5円×20,000本=10万円 サラリーマンの平均月収が2万円程度ですから
屋台で、月商300万円はすごいですね!!(アルバイトに五人雇っているらしいですが・・)
市内は、圧倒的な数の高層マンション、工事中の高層ビル群、北京オリンピックのカウントダウンを
表示する電光掲示板など、車で移動中から見える高層マンションの無数の窓にはたくさんの
洗濯物がはためき、人々の息遣いが聞こえてくるようで、この街の1800万人というマンパワーの
ほんの一部でしょうけれど、生々しく感じました。また、工事中の高層ビル群の中でも一際目立って
いたのが、森ビルが建設中の「上海環球金融中心」。地上101階、高さ492m、ビジネス、文化、
エンターテインメントの一大拠点となる「垂直の複合都市」になる予定とのこと。このビルを眺めて
いるだけでも、上海の成長力を十分に感じました。
一方、影の部分と感じたのは、高層マンションのすぐ隣に広がる衛生状態の悪そうな壊れかけた
低層住宅群や、交通マナーに見られるモラル・マナーの欠如、都心部の深刻な交通渋滞、
泥臭い水道水、また商店にならぶ埃をかぶった商品の品質への不安など。
目に見えない部分では、売れない高級マンションの話を耳にしました。最も高級なマンションは、
1平米およそ240万円で、建ててみたものの売約済は僅か数件とのこと。買い手不在の不動産
バブルの臭いを感じました。このような光と影をうまくコントロールすることが上海だけでなく中国の
持続的成長には不可欠で、光の部分の暴走を抑えつつ影の部分の底上げを中国政府がどうやって
実現していくのか、今後強い関心をもって注目していこうと思いました。

(上海・浦東空港内 本当に広いです!)

(空港内のおみやげ専門店ですが、買っているのは日本人だけでした!)

(搭乗するには、バスで飛行機まで行って、ここでも公安の厳しいチェックがありました!)
到着後、関西空港で解散!
その後、一路会社へ行ってから、今度は翌日から大阪で開催されるの「本部理事会」の
前日恒例の「本部理事会前日懇親会」会場の箕面国定公園内にある「加古川山荘」に!
箕面駅で植田 会長と合流して、徒歩で暗闇の道を歩いて上がって行くのですが・・・。
到着後に、全国各地から来られている会長・事務局長との挨拶もそこそこにして食事!

食事後は、皆さんと「大学堂」と呼ばれる会場にて「経営談義」!午後9時には帰る予定が・・
結局は、午後11時半になり、自宅に着いたのは午前1時前でした。本当に疲れました。。
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