3月 4日 問題意識
admin≫
2008/03/04 17:57:53
2008/03/04 17:57:53
三月度の社内会議では、今月は特に会社不在が多かったので色々と報告を受けた。
よく報告・連絡・相談という言葉を耳にするが、その後の確認も大事といえる。
上司が部下に報告を要求するならば、5つの項目を部下に説明する責任があります。
1. なぜ、それ(計画)を実行する必要があるのか
2. 達成すべき基準(単位)は何か
3. 達成すべき時期はいつか
4. 自分が実行することは、ほかの人とどのような関連があるのか
5. もし、実行できなければどのような影響があるのか
そしてちゃんとした報告が出来ていないのは「上司が説明責任を果たしていない」、
または「部下に問題意識がない」の2つが原因と考えられます。
そこで、「問題を意識させる」には、次の4点が重要だということです。
①知識・経験をもっていること
②目標(目的)が何であるかを知っていること(目標意識)
③それが自分の問題であると感じていること(私的関わりの自覚)
④それを自分が何とかしなくてはならないと感じていること(役割意識)
つい問題意識という便利な言葉を多用するが、問題意識があるから問題が見えるのではない。
問題が見える立場と意識があるから問題意識というものがあるように見えるだけです。
肝心なのは,どういう状態だと問題が見えやすい状態とすることができるか、ということです。
これが大事なことです。問題意識は強化できないが、問題の見えやすい状態を強化する
ことはできる。問題意識を育てるとは、そういう状況を設定してやることにほかならない。
ところが、知識がないとモノが見えないとすれば、知識とはどういうものなのか、を
整理しておかなくてはならない。一言断っておけば、問題という以上、
・知らない
・できないために解けない
・あと少し努力すれば解ける
・少し知識・経験を応用すれば解ける
・ちょっと考えれば解ける ようなものはここでは、問題と言わないし、
そういうことへの気づきがないことをもって、問題意識がないとも言わない。
それは問題意識ではなく,知識・経験の中に含まれるべきことだからだ。
その為には、問題を見えやすくする必要がある。
①自分がここで何をするよう期待されているかを自覚し、
自分でそれを遂行すべく目標を設定できること
②その目標達成のために,どういう手段が必要かを考え、探り、工夫して、
それを主体的に選択していけること。そのために,周囲に助言や資料を求められること。
そのために、自分の現有能力のレベルについて正確に自覚でき、
どういう状況にあるのかが把握できなくてはならない。
③自分の目標を一歩一歩クリアすることで、自分なりにコツとウデを蓄積していけること。
④自分の努力の成果がどれくらいか、どのくらい進歩したかが、確認できること。
⑤周囲にメンバーとして受け入れられ、認知されていると実感できること。
以上のことは、問題を見えやすくすることであり、また管理者からみれば、目標を設定し、
そのフォローをして、達成をさせてやる。実にOJTのプロセスそのものにほかならない。
単純化していえば、目標が自分のものであることで、何がそれとギャップがあるかがわかる。
それを自分のものだと思うから、自分で何とかしようと感ずるし、一層の知識を必要とすると
自覚もする。そうやって、自分の知識と経験を積むことで、より問題とは何かがわかり、
わかることで、一層自信がつき、それによって意欲も出てくるはずです。
OJTでいう成功感を味わわせるとはこのことにほかならない。
部下の問題意識のなさを嘆いている経営者は、天に唾しているのと同じことなのです。
なぜなら、部下に問題を見えやすくさせる努力をしていないこと、つまりは自らの
マネジメント不足そのものを白状しているにすぎないことを、承知しておかなくてはならない。
この世の中のすべての仕事が 共同作業であり、誰かと一緒に営んでいくものだと思う。
そのことを社員さん、幹部には皮膚感覚で、実感して、理解してほしいと心から願っている!
山が高いからといって、戻ってはならない。行けば越えられる。仕事が多いからといって、
ひるんではいけない。行えば必ず終わるのだ!
仕事に愛情を持てれば、仕事には魂が入る。魂が入るから人の心を動かせる仕事になる!
よく報告・連絡・相談という言葉を耳にするが、その後の確認も大事といえる。
上司が部下に報告を要求するならば、5つの項目を部下に説明する責任があります。
1. なぜ、それ(計画)を実行する必要があるのか
2. 達成すべき基準(単位)は何か
3. 達成すべき時期はいつか
4. 自分が実行することは、ほかの人とどのような関連があるのか
5. もし、実行できなければどのような影響があるのか
そしてちゃんとした報告が出来ていないのは「上司が説明責任を果たしていない」、
または「部下に問題意識がない」の2つが原因と考えられます。
そこで、「問題を意識させる」には、次の4点が重要だということです。
①知識・経験をもっていること
②目標(目的)が何であるかを知っていること(目標意識)
③それが自分の問題であると感じていること(私的関わりの自覚)
④それを自分が何とかしなくてはならないと感じていること(役割意識)
つい問題意識という便利な言葉を多用するが、問題意識があるから問題が見えるのではない。
問題が見える立場と意識があるから問題意識というものがあるように見えるだけです。
肝心なのは,どういう状態だと問題が見えやすい状態とすることができるか、ということです。
これが大事なことです。問題意識は強化できないが、問題の見えやすい状態を強化する
ことはできる。問題意識を育てるとは、そういう状況を設定してやることにほかならない。
ところが、知識がないとモノが見えないとすれば、知識とはどういうものなのか、を
整理しておかなくてはならない。一言断っておけば、問題という以上、
・知らない
・できないために解けない
・あと少し努力すれば解ける
・少し知識・経験を応用すれば解ける
・ちょっと考えれば解ける ようなものはここでは、問題と言わないし、
そういうことへの気づきがないことをもって、問題意識がないとも言わない。
それは問題意識ではなく,知識・経験の中に含まれるべきことだからだ。
その為には、問題を見えやすくする必要がある。
①自分がここで何をするよう期待されているかを自覚し、
自分でそれを遂行すべく目標を設定できること
②その目標達成のために,どういう手段が必要かを考え、探り、工夫して、
それを主体的に選択していけること。そのために,周囲に助言や資料を求められること。
そのために、自分の現有能力のレベルについて正確に自覚でき、
どういう状況にあるのかが把握できなくてはならない。
③自分の目標を一歩一歩クリアすることで、自分なりにコツとウデを蓄積していけること。
④自分の努力の成果がどれくらいか、どのくらい進歩したかが、確認できること。
⑤周囲にメンバーとして受け入れられ、認知されていると実感できること。
以上のことは、問題を見えやすくすることであり、また管理者からみれば、目標を設定し、
そのフォローをして、達成をさせてやる。実にOJTのプロセスそのものにほかならない。
単純化していえば、目標が自分のものであることで、何がそれとギャップがあるかがわかる。
それを自分のものだと思うから、自分で何とかしようと感ずるし、一層の知識を必要とすると
自覚もする。そうやって、自分の知識と経験を積むことで、より問題とは何かがわかり、
わかることで、一層自信がつき、それによって意欲も出てくるはずです。
OJTでいう成功感を味わわせるとはこのことにほかならない。
部下の問題意識のなさを嘆いている経営者は、天に唾しているのと同じことなのです。
なぜなら、部下に問題を見えやすくさせる努力をしていないこと、つまりは自らの
マネジメント不足そのものを白状しているにすぎないことを、承知しておかなくてはならない。
この世の中のすべての仕事が 共同作業であり、誰かと一緒に営んでいくものだと思う。
そのことを社員さん、幹部には皮膚感覚で、実感して、理解してほしいと心から願っている!
山が高いからといって、戻ってはならない。行けば越えられる。仕事が多いからといって、
ひるんではいけない。行えば必ず終わるのだ!
仕事に愛情を持てれば、仕事には魂が入る。魂が入るから人の心を動かせる仕事になる!
スポンサーサイト