4月 4日 落とし穴
admin≫
2009/04/04 20:38:28
2009/04/04 20:38:28
一昨日、ゴルフ場で、プレー中の女性がフェアウェイ上で穴に転落して死亡するという事故が
ありました。北海道安平町にあるゴルフ場「ル・ペタウゴルフ」で、プレー中の女性(38)が
コースに突然できた大穴に転落、死亡した。ショットを打って移動途中、フェアウエーの一部が
深さ4~5メートルほど陥没。春休み中に家族4人で楽しんでいたところ、一緒に歩いていた
次男(10)の目の前で穴に落ちたという。
どうして穴ができたか調査中とのことですが、芝生の根が絡み合って蓋の役目となり、
落とし穴のような状態になっていたようです。誰もフェアウェイに穴があるとは思いません。
考えられない事件が起こるものです。ゴルフ場でプレー中に穴に落ちて亡くなられた女性、
本当にお気の毒です。謹んでお悔やみ申し上げます。
「落とし穴」と言えば、その「落とし穴」は様々な状況に潜んでいるものです。
経営に関しての「落とし穴」は「まさか!?」と言うような考えられないようなことがたくさんある。
特に、「労務問題」ではキリがないくらいある。つい先日も、その会社の従業員は十数名で、
労働組合はなく、家族経営的な組織で、社長は従業員との関係を良好に築いてきたつもりで
あった。しかし、ある日、社長に対して、合同労働組合の執行委員長と名乗る者が賃金引き上げを
要求して面会を求めてきた。賃金云々より家族同様の社員から裏切られたと頭を抱えていた。
昨年、弊社の協力会社では、勤務不良や無断欠勤が著しかった従業員を解雇した。
懲戒解雇は可能であったが、本人の希望もあり、会社としても本人の将来を考慮して
予告手当付き普通解雇とした。ところが、後日合同労働組合を名乗る組合が、
「不当解雇について団交を申し入れる」との連絡があった。会社は、その際、従業員が
その合同労組の組合員であることを初めて知った。結局、最終的に100万円の和解金を
払ったとのことでした。
弊社の得意先では営業として中途採用した従業員が顧客を開拓してきたが、数ヶ月後、
その従業員の以前に勤めていた会社から、不正競争防止法違反として「当社の顧客情報を
利用して営業し損害が生じている」という内容証明郵便が届いた。と言う事で告訴問題に。
こんなことは稀かもしれないが、会社の業績が悪くなってきたとき、その原因をちゃんと
調査や分析せずに流されるままに経営している会社が非常に多いです。
その業績悪化の原因は二つと言われている。一つは売上の減少。もう一つは経費の増大 。
なぜそのような状況になっているのにも関わらずに中々手を打たない。手が打てないのか?
それは、その会社のトップのほとんどが、「勘と経験による意思決定」をしているからです。
トップがマーケティングに関しての方向性を決める際にはある面では極めて重要な要素に
なる場合もあると思いますが、それだけでは常に正しい結果を安定して出し続けることが
できるのはごく一部の限られた人にしかできないものです。「勘と経験」をルール化し、
組織としての正しい意思決定をしていくためには、インプットとなる正しい事実としての
定性的情報と、それを定量的に把握し、社員が共有化できる数値化データが必要になります。
組織が動いていく上では、よりどころとなる判断基準が必要であり、それらはだれもが同じ認識を
もつことができ、かつ納得できるものであることが必要になります。そのためには、定性的な
情報だけではなく、数値をベースとした定量的な数値計量化されている情報がなければなりません。
つまり、「正しい意思決定をしていくための測定項目(判断基準)を設定する」ことが重要なのです。
「落とし穴」に落ちない為にはという書籍が山のようにあるが、どれも正解だろうが
そんな本を読むことが「落とし穴」だということも書いてある。「落とし穴」の落とし穴?
結局は、そんな落とし穴の最大要因は「経営者・幹部・社員」の「意識と行動」だと思う。
ありました。北海道安平町にあるゴルフ場「ル・ペタウゴルフ」で、プレー中の女性(38)が
コースに突然できた大穴に転落、死亡した。ショットを打って移動途中、フェアウエーの一部が
深さ4~5メートルほど陥没。春休み中に家族4人で楽しんでいたところ、一緒に歩いていた
次男(10)の目の前で穴に落ちたという。
どうして穴ができたか調査中とのことですが、芝生の根が絡み合って蓋の役目となり、
落とし穴のような状態になっていたようです。誰もフェアウェイに穴があるとは思いません。
考えられない事件が起こるものです。ゴルフ場でプレー中に穴に落ちて亡くなられた女性、
本当にお気の毒です。謹んでお悔やみ申し上げます。
「落とし穴」と言えば、その「落とし穴」は様々な状況に潜んでいるものです。
経営に関しての「落とし穴」は「まさか!?」と言うような考えられないようなことがたくさんある。
特に、「労務問題」ではキリがないくらいある。つい先日も、その会社の従業員は十数名で、
労働組合はなく、家族経営的な組織で、社長は従業員との関係を良好に築いてきたつもりで
あった。しかし、ある日、社長に対して、合同労働組合の執行委員長と名乗る者が賃金引き上げを
要求して面会を求めてきた。賃金云々より家族同様の社員から裏切られたと頭を抱えていた。
昨年、弊社の協力会社では、勤務不良や無断欠勤が著しかった従業員を解雇した。
懲戒解雇は可能であったが、本人の希望もあり、会社としても本人の将来を考慮して
予告手当付き普通解雇とした。ところが、後日合同労働組合を名乗る組合が、
「不当解雇について団交を申し入れる」との連絡があった。会社は、その際、従業員が
その合同労組の組合員であることを初めて知った。結局、最終的に100万円の和解金を
払ったとのことでした。
弊社の得意先では営業として中途採用した従業員が顧客を開拓してきたが、数ヶ月後、
その従業員の以前に勤めていた会社から、不正競争防止法違反として「当社の顧客情報を
利用して営業し損害が生じている」という内容証明郵便が届いた。と言う事で告訴問題に。
こんなことは稀かもしれないが、会社の業績が悪くなってきたとき、その原因をちゃんと
調査や分析せずに流されるままに経営している会社が非常に多いです。
その業績悪化の原因は二つと言われている。一つは売上の減少。もう一つは経費の増大 。
なぜそのような状況になっているのにも関わらずに中々手を打たない。手が打てないのか?
それは、その会社のトップのほとんどが、「勘と経験による意思決定」をしているからです。
トップがマーケティングに関しての方向性を決める際にはある面では極めて重要な要素に
なる場合もあると思いますが、それだけでは常に正しい結果を安定して出し続けることが
できるのはごく一部の限られた人にしかできないものです。「勘と経験」をルール化し、
組織としての正しい意思決定をしていくためには、インプットとなる正しい事実としての
定性的情報と、それを定量的に把握し、社員が共有化できる数値化データが必要になります。
組織が動いていく上では、よりどころとなる判断基準が必要であり、それらはだれもが同じ認識を
もつことができ、かつ納得できるものであることが必要になります。そのためには、定性的な
情報だけではなく、数値をベースとした定量的な数値計量化されている情報がなければなりません。
つまり、「正しい意思決定をしていくための測定項目(判断基準)を設定する」ことが重要なのです。
「落とし穴」に落ちない為にはという書籍が山のようにあるが、どれも正解だろうが
そんな本を読むことが「落とし穴」だということも書いてある。「落とし穴」の落とし穴?
結局は、そんな落とし穴の最大要因は「経営者・幹部・社員」の「意識と行動」だと思う。
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