12月20日 スピード
admin≫
2008/12/20 21:17:07
2008/12/20 21:17:07
今日は、基本的には休日ではありますが、私の都合にて弊社幹部とのコーチングでした。
先日、学んだことの実践でしたがなかなか難しい部分も多々あって頭が混乱状態でした!
基本的にはコーチングのコーチには
「社員さんの持っている潜在能力を顕在化させ、生産性を高め、業績をあげ、
成果を引き続き達成し続ける人材を育成する」ことが使命として、強く求められています。
しかし、まだまだ学び始めたところで学べば学ぶほどに自分の足らないものに気づきます。
夕方からは気分転換に、同業の協力会社に訪問しました。
同業界の同業者間でも景気の良いところと、景気の悪いところの二極化で進んでます。
訪問先は、景気が良いってことはないとのことでしたが、土曜日でありながら、工場が
操業されていて、「土曜日でも仕事してるってことは忙しくて良いね!」と言うと、
社長からは、「本当は、土曜日に仕事をしたくないんだけど、お得意先さんの希望で
どうしても月曜日の午前中に納品して欲しいって言われて、出来ないならその仕事を
他に頼むからって言われたので、そうなったらもう二度と仕事が来なくなるから泣く泣く
やってる・・」とのことでした。そのお陰で、明日から三連休らしいです。
この会社は、外国人(ぺルー)からの日系の派遣契約の社員を雇用しているのですが、
私のところの中国人研修生に比べて、賃金がかなり高いのですが、長年の雇用にて
今でも工場の責任者的な存在にもなっているので高くても仕方ないって部分もあった
ようですが、最近の経営状況を考えると、解雇も検討しているとのことでした。
因みに、日給で派遣会社に支払っている金額が一日あたり¥14,700です。
よく勝ち組、負け組みとか言うのですが、勝ち組は利益を上げている会社として
負け組は、赤字の会社って感じですが、同じ利益を上げている会社でも高収益と
低収益に分かれます。高収益の第1位といえばキーエンスですね!経常利益率53.1%!
キーエンスのように経常利益率が50%という驚異的な企業、つまり、売上の半分が利益
(細かいことを言えば、営業外利益もここには入ってしまいますが・・・)その反対に低収益の
会社の代表が総合商社の丸紅は7.9兆円の売上に対して、経常利益はわずかに0.7%。。
百均と言えば有名なのがダイソーですがそれは何故か?。中国とか東南アジアで安く、
大量に持ってきて、薄利多売で大量販売をして儲けている会社であろうと思っている人は
本当の意味で商売を知らない。現在、そのようなことで生き残っている会社はほとんどない。
ダイソーは広島にあった現金バッタ問屋であった。それが、今や4千億円の会社です。
ダイソーが何故強いかというと、ダイソーに入り、主力製品のコップなどのプラスチック製品を
10種類の裏を返すと最近でこそ落ちてきたが、3~4年前は半分がメイドイン・ジャパンで、
今でも3割位がそうである。あんなに付加価値がない製品を何故日本で作っているのか?。
ダイソーはビジネスを2~3回、ゼロベースから大きくスクラッチしてきた。1回目は20億円が
見えたときで、広島で現金バッタ問屋をやって、パチンコ屋の景品に卸していたときである。
うまくいったので、中国地方から四国に攻め、100億円が見え、いよいよ全国だというときである。
その時に調達先として中国に行ってその時に、GMSといわれる大きなスーパーのバイヤーと
バッテングし、ダイソーが10のオーダをかけている時に横から千や万の桁違いのオーダをかけた。
この時、矢野社長は無理に戦わなかった。(以前、全国大会in広島でお話されていました。)
ここで銀行から資金を借りて真っ向勝負したら、多分、今のダイソーはなかった。と話されて
そこで何を考えたかというと、日本に戻って、静岡県の清水に生産拠点を作り、小ロットで
多品種の生産を行った。それがダイソーの店をつくった。何時いっても何か新しいものが
あると顧客に思わせた。コップが売れなかったとすると、赤色にしたり、すじを入れなかったりの
マイナーチェンジがすぐ出来た。その時に大きな会社は、大きなコンテナ船で3~4週間かけて
大量に持ってきていた。今、100円のものを50円で売っても売れない。ダイソーは決して価格で
勝負しなかった。つまり、時間というものをとても重要と見ていた。早くデリバリーする、直ぐ修正が
聞くなど、お金と時間を平等に見た。
日本に比べ、東南アジア、中国は10倍、20倍賃金が安いが、にもかかわらず日本でやったと
いうのはスピード、時間を考えたからである。これは、ダイソーに限ったことこではない。
キャノンは殆どの生産拠点を日本に戻している。ダイソーは100円のものを作っているし、
キャノンはデジカメや複合機などの高いものを作っているが、今、気がついている会社は、
今は、業種、業態によらず日本に戻ってきている、スピードである。ソニーのバイオは日本の
工場で作っている。今、PCは1週間デリバリーが遅れると3%値段が下がるといわれている。
時間とお金は平等に見なければいけないことについて、極端な話であり得ないことであるが、
修理屋が二つあったとする、Aはどんな修理でも1時間で直す。その代わり買値の20%を
払ってほしいとする。Bはどんな修理でもタダで直す。その代わり5年間待ってほしいというものが
あったとすると、どちらを選ぶであろうか。
スピードを意識していなければ「勝ち組」になることは不可能だと思う。
先日、学んだことの実践でしたがなかなか難しい部分も多々あって頭が混乱状態でした!
基本的にはコーチングのコーチには
「社員さんの持っている潜在能力を顕在化させ、生産性を高め、業績をあげ、
成果を引き続き達成し続ける人材を育成する」ことが使命として、強く求められています。
しかし、まだまだ学び始めたところで学べば学ぶほどに自分の足らないものに気づきます。
夕方からは気分転換に、同業の協力会社に訪問しました。
同業界の同業者間でも景気の良いところと、景気の悪いところの二極化で進んでます。
訪問先は、景気が良いってことはないとのことでしたが、土曜日でありながら、工場が
操業されていて、「土曜日でも仕事してるってことは忙しくて良いね!」と言うと、
社長からは、「本当は、土曜日に仕事をしたくないんだけど、お得意先さんの希望で
どうしても月曜日の午前中に納品して欲しいって言われて、出来ないならその仕事を
他に頼むからって言われたので、そうなったらもう二度と仕事が来なくなるから泣く泣く
やってる・・」とのことでした。そのお陰で、明日から三連休らしいです。
この会社は、外国人(ぺルー)からの日系の派遣契約の社員を雇用しているのですが、
私のところの中国人研修生に比べて、賃金がかなり高いのですが、長年の雇用にて
今でも工場の責任者的な存在にもなっているので高くても仕方ないって部分もあった
ようですが、最近の経営状況を考えると、解雇も検討しているとのことでした。
因みに、日給で派遣会社に支払っている金額が一日あたり¥14,700です。
よく勝ち組、負け組みとか言うのですが、勝ち組は利益を上げている会社として
負け組は、赤字の会社って感じですが、同じ利益を上げている会社でも高収益と
低収益に分かれます。高収益の第1位といえばキーエンスですね!経常利益率53.1%!
キーエンスのように経常利益率が50%という驚異的な企業、つまり、売上の半分が利益
(細かいことを言えば、営業外利益もここには入ってしまいますが・・・)その反対に低収益の
会社の代表が総合商社の丸紅は7.9兆円の売上に対して、経常利益はわずかに0.7%。。
百均と言えば有名なのがダイソーですがそれは何故か?。中国とか東南アジアで安く、
大量に持ってきて、薄利多売で大量販売をして儲けている会社であろうと思っている人は
本当の意味で商売を知らない。現在、そのようなことで生き残っている会社はほとんどない。
ダイソーは広島にあった現金バッタ問屋であった。それが、今や4千億円の会社です。
ダイソーが何故強いかというと、ダイソーに入り、主力製品のコップなどのプラスチック製品を
10種類の裏を返すと最近でこそ落ちてきたが、3~4年前は半分がメイドイン・ジャパンで、
今でも3割位がそうである。あんなに付加価値がない製品を何故日本で作っているのか?。
ダイソーはビジネスを2~3回、ゼロベースから大きくスクラッチしてきた。1回目は20億円が
見えたときで、広島で現金バッタ問屋をやって、パチンコ屋の景品に卸していたときである。
うまくいったので、中国地方から四国に攻め、100億円が見え、いよいよ全国だというときである。
その時に調達先として中国に行ってその時に、GMSといわれる大きなスーパーのバイヤーと
バッテングし、ダイソーが10のオーダをかけている時に横から千や万の桁違いのオーダをかけた。
この時、矢野社長は無理に戦わなかった。(以前、全国大会in広島でお話されていました。)
ここで銀行から資金を借りて真っ向勝負したら、多分、今のダイソーはなかった。と話されて
そこで何を考えたかというと、日本に戻って、静岡県の清水に生産拠点を作り、小ロットで
多品種の生産を行った。それがダイソーの店をつくった。何時いっても何か新しいものが
あると顧客に思わせた。コップが売れなかったとすると、赤色にしたり、すじを入れなかったりの
マイナーチェンジがすぐ出来た。その時に大きな会社は、大きなコンテナ船で3~4週間かけて
大量に持ってきていた。今、100円のものを50円で売っても売れない。ダイソーは決して価格で
勝負しなかった。つまり、時間というものをとても重要と見ていた。早くデリバリーする、直ぐ修正が
聞くなど、お金と時間を平等に見た。
日本に比べ、東南アジア、中国は10倍、20倍賃金が安いが、にもかかわらず日本でやったと
いうのはスピード、時間を考えたからである。これは、ダイソーに限ったことこではない。
キャノンは殆どの生産拠点を日本に戻している。ダイソーは100円のものを作っているし、
キャノンはデジカメや複合機などの高いものを作っているが、今、気がついている会社は、
今は、業種、業態によらず日本に戻ってきている、スピードである。ソニーのバイオは日本の
工場で作っている。今、PCは1週間デリバリーが遅れると3%値段が下がるといわれている。
時間とお金は平等に見なければいけないことについて、極端な話であり得ないことであるが、
修理屋が二つあったとする、Aはどんな修理でも1時間で直す。その代わり買値の20%を
払ってほしいとする。Bはどんな修理でもタダで直す。その代わり5年間待ってほしいというものが
あったとすると、どちらを選ぶであろうか。
スピードを意識していなければ「勝ち組」になることは不可能だと思う。
スポンサーサイト