12月17日 コーチング③-1
admin≫
2008/12/17 23:57:19
2008/12/17 23:57:19
今日は、マネジメントコーチング研修第3講の一日目でした。
午前中は前回同様に各グループのリーダー・サブリーダーとのミーティングでした。
各リーダーからの活発な意見や一ヶ月間の感想がとても肯定的な発言が多くて
ミーティングや会議と言えば、少々否定的な意見も出ますが、やはり肯定的に
取り組んでいれば自然と前向きでプラス思考になります。
要するに「自分が聞きたいことではなく、相手が喋りたいと思っていることを聞く」ということです。
聞く側ではなく、喋る側に立てばどうやって聞いて欲しいかは分かるはずなのに、聞く側になると
忘れてしまいます。実際のセッションの場で相手に質問しながら話を聞く場面があったのですが、
振り返ると聞いた質問の半分くらいは自分が知りたいと思ったことでした。
これは、意識しないと気が付かないことが多いと思います。そして、このことは非常に忍耐力を
要することでもあります。人の話を聞くのが好きでたまらないという人や、相手が自分の興味の
対象である場合には難しくないでしょうが、私にとっては結構難しい課題です。
今回学んだ中で、私にとって一番の課題だと思ったのは、コミュニケーションのときには
「まず相手を認める」、ということ。出来ているようでいて出来ていない。
しかし、承認と称して、やたら「褒める」という行為を繰り返す人が居ます。
褒めることで「自分にもやれば出来るんだ」という相手の自己効力感を高め、相手の行動を
促していくということなのでしょうけど、それだとクライアントは誰かが褒めなければ動けなく
なるのではないでしょうか?と思うのは私の個人的な意見ですが・・(偏見・・??)
コーチングの最終的な目標は「大切な人をその人が望むところまで送り届ける」ことです。
具体的にマネジメントコーチングを定義すれば、「部下の職務遂行能力と意欲を引き出し、
自発的な人財を育成する能力及びスキル」ということで、相手の自律だと思います。
自律というのは自分の行動を自分で選択すること。言い換えると自分で考えて、自分で行動を
することです。承認もこの自律を支える行為である必要があります。それは安易に
褒めるのではなく、「あなたは一人で決められる」「あなたはこの問題を解決する能力を持っている」
という意図を相手に伝えるもので、平たく言えば「あなたなら大丈夫!」というメッセージを伝える
ことです。
相手を本当に信じていれば、安易な褒め言葉で相手を慰めたり、持ち上げたりする必要など
感じないはずです。コーチングを学ぶと必ず出てくる「答えは相手の中にある」という言葉も本来は
このことを伝えているものです。クライアントは問題解決をする能力を持っていると信じる気持ちの
表れなのです。その能力があっても人間ですから、ときどき迷ってしまうことがあります。
その時々の躓きや戸惑いをサポートするのがコーチングであると私は思います。
組織の中で上司が部下に仕事を任せず、自分で指示を出してしまうのは、部下には
この仕事が出来ないと思っているからかもしれません。もしくは部下のミスは自分の責任、
自分の管理能力が問われてしまうと考えているかもしれませんが、これも部下がミスを
するという前提に立っているのです。これでは、部下を信頼しているとは言えない状態です。
自分が相手のことを信じていないのであれば、相手も自分のことを信頼してくれません。
信頼は受けるものではなく、与えるものです。もちろん人間ですからミスを犯します。相手がミスを
する可能性も含めて自分で責任を取る、という行為を選択できる人だけが相手を信頼することが
出来て、自分も信頼されることに繋がっていくのです。
クライアントとコーチの関係も同じです。もしコーチがクライアントを信頼できなければ、
クライアントもコーチを信頼しません。相互に信頼が築けないのであれば、コーチングの
技術や理論も機能しないのです。
必要なのは何をすべきかではない!どうしたらそれができるか。ということですね!
午前中は前回同様に各グループのリーダー・サブリーダーとのミーティングでした。
各リーダーからの活発な意見や一ヶ月間の感想がとても肯定的な発言が多くて
ミーティングや会議と言えば、少々否定的な意見も出ますが、やはり肯定的に
取り組んでいれば自然と前向きでプラス思考になります。
要するに「自分が聞きたいことではなく、相手が喋りたいと思っていることを聞く」ということです。
聞く側ではなく、喋る側に立てばどうやって聞いて欲しいかは分かるはずなのに、聞く側になると
忘れてしまいます。実際のセッションの場で相手に質問しながら話を聞く場面があったのですが、
振り返ると聞いた質問の半分くらいは自分が知りたいと思ったことでした。
これは、意識しないと気が付かないことが多いと思います。そして、このことは非常に忍耐力を
要することでもあります。人の話を聞くのが好きでたまらないという人や、相手が自分の興味の
対象である場合には難しくないでしょうが、私にとっては結構難しい課題です。
今回学んだ中で、私にとって一番の課題だと思ったのは、コミュニケーションのときには
「まず相手を認める」、ということ。出来ているようでいて出来ていない。
しかし、承認と称して、やたら「褒める」という行為を繰り返す人が居ます。
褒めることで「自分にもやれば出来るんだ」という相手の自己効力感を高め、相手の行動を
促していくということなのでしょうけど、それだとクライアントは誰かが褒めなければ動けなく
なるのではないでしょうか?と思うのは私の個人的な意見ですが・・(偏見・・??)
コーチングの最終的な目標は「大切な人をその人が望むところまで送り届ける」ことです。
具体的にマネジメントコーチングを定義すれば、「部下の職務遂行能力と意欲を引き出し、
自発的な人財を育成する能力及びスキル」ということで、相手の自律だと思います。
自律というのは自分の行動を自分で選択すること。言い換えると自分で考えて、自分で行動を
することです。承認もこの自律を支える行為である必要があります。それは安易に
褒めるのではなく、「あなたは一人で決められる」「あなたはこの問題を解決する能力を持っている」
という意図を相手に伝えるもので、平たく言えば「あなたなら大丈夫!」というメッセージを伝える
ことです。
相手を本当に信じていれば、安易な褒め言葉で相手を慰めたり、持ち上げたりする必要など
感じないはずです。コーチングを学ぶと必ず出てくる「答えは相手の中にある」という言葉も本来は
このことを伝えているものです。クライアントは問題解決をする能力を持っていると信じる気持ちの
表れなのです。その能力があっても人間ですから、ときどき迷ってしまうことがあります。
その時々の躓きや戸惑いをサポートするのがコーチングであると私は思います。
組織の中で上司が部下に仕事を任せず、自分で指示を出してしまうのは、部下には
この仕事が出来ないと思っているからかもしれません。もしくは部下のミスは自分の責任、
自分の管理能力が問われてしまうと考えているかもしれませんが、これも部下がミスを
するという前提に立っているのです。これでは、部下を信頼しているとは言えない状態です。
自分が相手のことを信じていないのであれば、相手も自分のことを信頼してくれません。
信頼は受けるものではなく、与えるものです。もちろん人間ですからミスを犯します。相手がミスを
する可能性も含めて自分で責任を取る、という行為を選択できる人だけが相手を信頼することが
出来て、自分も信頼されることに繋がっていくのです。
クライアントとコーチの関係も同じです。もしコーチがクライアントを信頼できなければ、
クライアントもコーチを信頼しません。相互に信頼が築けないのであれば、コーチングの
技術や理論も機能しないのです。
必要なのは何をすべきかではない!どうしたらそれができるか。ということですね!
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