12月 6日 推敲
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2008/12/06 18:30:22
2008/12/06 18:30:22
今日は、連日の疲れもあってゆっくり午後まで寝ました!
午後からは、来週からの管理者研修のご受講生からの文献レポートのチェックをしました。
文章表現には人それぞれの個性が出るのでとてもおもしろいのです。
よくあるのが重複表現ですが、骨を骨折する、後で後悔する、今の現状などがあります。
口語体と文章語体の表現も普段から使っている言葉が出るのでとてもおもしろいです。
ご存知のとうり⇒とおり。間違いだとゆう⇒いう。違かった⇒違っていた
食事とかをしていた⇒食事などをしていた。私だってできる⇒私でもできる
すごい楽しい⇒とても楽しい。すごく楽しい⇒とても楽しい
次に難しいのが、文体のチェックです。
「です・ます」と「だ・である」がまじっていないか?
原則として敬体「です・ます」と常体「だ・である」がまじってはならない。
例外として講演や講演を収録した書物はまじっていることが多い。
もしまぜて書くと?とても小学生風の幼稚な文章とみなされる。
<読点を正しく打っているか>
日本語の読点(、)には、特に付け方の規則はないらしい。
しかし、一般的に主な基準は以下のとおり。
主語が長いときは主語のあとに付ける。
(例) これから先にやるべきことは、まだ決まっていない。
文頭の接続詞のあとに付ける。
(例) それゆえ、私は今回の決定に反対である。
重文で、「…だが」「…ので」などのあとに付ける。
(例) そのような態度には賛成できないが、彼の考えは間違っていない。
つづけて書くと、別の言葉と誤解されるときに付ける。
(例) その時、次郎さんがやってきた。「時次郎」という名前に間違われるのを防ぐ。
<口語調がまじっていないか>
口語体と知ったうえで用いるのならかまわない。
誤 私はあまりテレビを見なく、政治の動きを知らない。
正 私はあまりテレビを見ないので、政治の動きを知らない。
流行語、俗語がまじらないように注意する。
<同じ表現、同じ言葉の多用はないか>
「である」「思う」「にほかならない」が連発されていないか。
<仲間内だけの言葉を使っていないか>
自分の仲間だけにしか通じない言葉を使う人がいる。それはまるで部外者を排除するような
態度になって不快感を与える。特に、ウェブサイトに文章を載せたりする場合は、多くの人に
見てもらう必要がある。多くの人にわかってもらってこそ、文章の意味がある。
<一文が長すぎないか>
一文が六十字を超えていたら、だらだらしていないか、意味が明確かをチェックするといい。
勘違いはないか!ホームページで脱字などの単純ミスの多い文章を公開してしまうと、
そのホームページそのものが信用できないものとみなされてしまう。ゅ私も気をつけます!)
その為には、自分でチェックし、辞書を引いて完成度を高めることが必要になる。
<変換ミスはないか>
「講義します」と「抗議します」ではまったく意味が異なる。
<誤字脱字はないか>
以下の例文の漢字は間違っています。正しい漢字はなんでしょう?
問1 その考えには批難の声が大きい
問2 この方法には幣害がある
問3 その考えは絶体間違いだ
問4 その判断は適格だ
問5 みんなで義論をする
問6 抗義行動を呼びかける
問7 錯角に陥るな
問8 社会現象を分析する
問9 出世競走がさかんだ
問10 生態系を守るべきだ
問11 週間誌を読む
問12 彼の存在が不可決だ
問13 普偏的な事実を探る
問14 思考錯誤の果てに成功した
問15 危機一発で危険を逃れた
問16 化学技術の発達
問17 一局集中を解決する
問18 そんなことは言語同断だ
解答
問1 批判または非難
問2 弊害
問3 絶対
問4 的確 適格は資格を満たすという意味
問5 議論
問6 抗議
問7 錯覚 錯角は数学の同位角と同じ意味
問8 現象
問9 競争 競走は走って競う意味
問10 生態系
問11 週刊誌
問12 不可欠
問13 普遍的
問14 試行錯誤
問15 危機一髪
問16 科学技術
問17 一極集中
問18 言語道断
<文章の書き方のルールに間違いはないか>
書き出しや段落替えのあとは一マスあけるのが原則。次の行のはじめに句読点や
閉じ括弧などがつくときには、前の行の最後に組み込んでしまうのが原則。禁則処理を行う。
ただし、促音の「っ」や拗音の「ゃゅょ」は行の最初のマス目で一マスを用いてよい。
句読点「、」「。」や「」()などの括弧は一マスに書く。ただし、…や-はニマス。
数字は漢数字が原則。ただし、数量の場合は算用数字でいい。
横書きの場合、数字は一マスに二文字入れる。パソコンなどの場合は半角にする。
ODA、やNHKなどの略語は一マスに一文字入れる。パソコンなどの場合は全角にする。
英単語の場合は、一マスに二文字入れる。パソコンなどの場合は半角にする。
小説、音楽、映画などの作品のタイトルは二重カギ括弧『』を使う。
カギ括弧内の文中にカギ括弧が出てくる場合は二重カギ括弧『』を使う。
文を引用するときにはカギ括弧「」を使う。
””(ダブルクォーテーションマーク)は強調の意味で使われる。横書き用。
単位の記号横書き⇒「%」「m」縦書き⇒「パーセント」「メートル」 閉じ括弧と句点の併用
「…である。」 「…である」。どちらでも良い。小説の会話では読点をつけないことも多い。
「…である」。のほうが使いやすい?
そして、「推敲」することがとても大事です。『推敲』とは、「詩文の字句を練る」という意味です。
文章は、練ることによって、見違えるほど読みやすくなります。
推敲の事例を挙げると「レポートの文章、これで提出しても大丈夫かな?」
「わかりにくいところがあるから、もう少し推敲(すいこう)を重ねる必要がある」と言った
使い方になる。
私も、これからは「推敲」して文章を書きます!
午後からは、来週からの管理者研修のご受講生からの文献レポートのチェックをしました。
文章表現には人それぞれの個性が出るのでとてもおもしろいのです。
よくあるのが重複表現ですが、骨を骨折する、後で後悔する、今の現状などがあります。
口語体と文章語体の表現も普段から使っている言葉が出るのでとてもおもしろいです。
ご存知のとうり⇒とおり。間違いだとゆう⇒いう。違かった⇒違っていた
食事とかをしていた⇒食事などをしていた。私だってできる⇒私でもできる
すごい楽しい⇒とても楽しい。すごく楽しい⇒とても楽しい
次に難しいのが、文体のチェックです。
「です・ます」と「だ・である」がまじっていないか?
原則として敬体「です・ます」と常体「だ・である」がまじってはならない。
例外として講演や講演を収録した書物はまじっていることが多い。
もしまぜて書くと?とても小学生風の幼稚な文章とみなされる。
<読点を正しく打っているか>
日本語の読点(、)には、特に付け方の規則はないらしい。
しかし、一般的に主な基準は以下のとおり。
主語が長いときは主語のあとに付ける。
(例) これから先にやるべきことは、まだ決まっていない。
文頭の接続詞のあとに付ける。
(例) それゆえ、私は今回の決定に反対である。
重文で、「…だが」「…ので」などのあとに付ける。
(例) そのような態度には賛成できないが、彼の考えは間違っていない。
つづけて書くと、別の言葉と誤解されるときに付ける。
(例) その時、次郎さんがやってきた。「時次郎」という名前に間違われるのを防ぐ。
<口語調がまじっていないか>
口語体と知ったうえで用いるのならかまわない。
誤 私はあまりテレビを見なく、政治の動きを知らない。
正 私はあまりテレビを見ないので、政治の動きを知らない。
流行語、俗語がまじらないように注意する。
<同じ表現、同じ言葉の多用はないか>
「である」「思う」「にほかならない」が連発されていないか。
<仲間内だけの言葉を使っていないか>
自分の仲間だけにしか通じない言葉を使う人がいる。それはまるで部外者を排除するような
態度になって不快感を与える。特に、ウェブサイトに文章を載せたりする場合は、多くの人に
見てもらう必要がある。多くの人にわかってもらってこそ、文章の意味がある。
<一文が長すぎないか>
一文が六十字を超えていたら、だらだらしていないか、意味が明確かをチェックするといい。
勘違いはないか!ホームページで脱字などの単純ミスの多い文章を公開してしまうと、
そのホームページそのものが信用できないものとみなされてしまう。ゅ私も気をつけます!)
その為には、自分でチェックし、辞書を引いて完成度を高めることが必要になる。
<変換ミスはないか>
「講義します」と「抗議します」ではまったく意味が異なる。
<誤字脱字はないか>
以下の例文の漢字は間違っています。正しい漢字はなんでしょう?
問1 その考えには批難の声が大きい
問2 この方法には幣害がある
問3 その考えは絶体間違いだ
問4 その判断は適格だ
問5 みんなで義論をする
問6 抗義行動を呼びかける
問7 錯角に陥るな
問8 社会現象を分析する
問9 出世競走がさかんだ
問10 生態系を守るべきだ
問11 週間誌を読む
問12 彼の存在が不可決だ
問13 普偏的な事実を探る
問14 思考錯誤の果てに成功した
問15 危機一発で危険を逃れた
問16 化学技術の発達
問17 一局集中を解決する
問18 そんなことは言語同断だ
解答
問1 批判または非難
問2 弊害
問3 絶対
問4 的確 適格は資格を満たすという意味
問5 議論
問6 抗議
問7 錯覚 錯角は数学の同位角と同じ意味
問8 現象
問9 競争 競走は走って競う意味
問10 生態系
問11 週刊誌
問12 不可欠
問13 普遍的
問14 試行錯誤
問15 危機一髪
問16 科学技術
問17 一極集中
問18 言語道断
<文章の書き方のルールに間違いはないか>
書き出しや段落替えのあとは一マスあけるのが原則。次の行のはじめに句読点や
閉じ括弧などがつくときには、前の行の最後に組み込んでしまうのが原則。禁則処理を行う。
ただし、促音の「っ」や拗音の「ゃゅょ」は行の最初のマス目で一マスを用いてよい。
句読点「、」「。」や「」()などの括弧は一マスに書く。ただし、…や-はニマス。
数字は漢数字が原則。ただし、数量の場合は算用数字でいい。
横書きの場合、数字は一マスに二文字入れる。パソコンなどの場合は半角にする。
ODA、やNHKなどの略語は一マスに一文字入れる。パソコンなどの場合は全角にする。
英単語の場合は、一マスに二文字入れる。パソコンなどの場合は半角にする。
小説、音楽、映画などの作品のタイトルは二重カギ括弧『』を使う。
カギ括弧内の文中にカギ括弧が出てくる場合は二重カギ括弧『』を使う。
文を引用するときにはカギ括弧「」を使う。
””(ダブルクォーテーションマーク)は強調の意味で使われる。横書き用。
単位の記号横書き⇒「%」「m」縦書き⇒「パーセント」「メートル」 閉じ括弧と句点の併用
「…である。」 「…である」。どちらでも良い。小説の会話では読点をつけないことも多い。
「…である」。のほうが使いやすい?
そして、「推敲」することがとても大事です。『推敲』とは、「詩文の字句を練る」という意味です。
文章は、練ることによって、見違えるほど読みやすくなります。
推敲の事例を挙げると「レポートの文章、これで提出しても大丈夫かな?」
「わかりにくいところがあるから、もう少し推敲(すいこう)を重ねる必要がある」と言った
使い方になる。
私も、これからは「推敲」して文章を書きます!
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