6月23日 カタカナ
admin≫
2008/06/23 15:14:14
2008/06/23 15:14:14
今、二つの研修をお手伝いさせて頂いていることで、担当するご受講生の社長や上司の
方々から、faxにて「社長・上司からのコメント」が送付されてくるのですが、特にご受講生に
伝えて欲しいと思うことはありますか?という欄があるのですが、ほとんどの方が、
「経営視点を身につけて欲しい」・「マネジメント能力を高めて欲しい」・「リーダーシップを
発揮して欲しい」というような文言が経営用語的なものが多いのですが・・。
他に、書かれている言葉として、「コミュニケーション」、「システム」、「コントロール」や
「経営」、「管理」、「社是」、「理念」、「方針」、「目的」、「目標」、「仕事」、「作業」等々、
何となく頭では「こういうこと」とイメージは理解できますが、では明確に説明して下さい。と
言われれば、大半の方が明確な言葉が出てこないと思います。更に、この言葉の意味を
ただ単に、部下や社員に「説明出来る」だけでは、決して合格点とは言えないのです。
重要なことは、「実践出来るように説明が出来る」必要があるのです。
それは、「経営」というものは「成果を徹底的に追求する」ものなのだからです!
「実践」のないところに「成果」は生まれてこないのです。
ですから、経営者がこうした経営用語をしっかりと効果的に実践出来る様に説明が
出来るとしたら、その会社には経営がしっかりと正しく効果的に根付いていくはずです。
その「経営」は、次の世代に引き継がれ、更に次の世代ににも引き継がれて、
一つの企業文化としてその会社の社風を作っていくはずです。
逆に、誰もしっかりと効果的に説明できないとしたら、その会社ではそれぞれの用語を
それぞれの勝手な解釈になってしまって、人は自己評価の基準線を自分自身の下に
引きますので、要するに「自分はいつも正しい」になってしまいます。
ですから、もし経営用語をそれぞれの勝手な解釈に任せるとしたら、すべての経営活動は
それぞれの勝手な解釈になってしまうはずです。そのことで、どんなに規則違反でも、
常識を逸脱する行為であっても、その本人にとって自分自身の仕事の内容は、
いつも正しく、そしてそんな仕事に対しても給与や人事考課を求めるものになります。
よく言われるように「言葉は文化」です。鍛え上げられた厳しい言葉を共有することで
鍛え上げられた厳しい企業文化、社風を生み出します。
反対に弱い曖昧な言葉が横行している企業は、弱々しい曖昧な企業となるでしょう。
結果として、それぞれの企業成績を見れば一目瞭然と言えるでしょう!
ご受講生からこんなことをよく聞きます。
「うちの会社はマーケティングが出来ていないのは、トップがワンマンだから、マネジメントも
出来ていない。もっとシステムも考えないといけないんだけど、管理職のリーダーシップが
出来ていないことも原因の一つで、社内のコミュニケーションも悪い。本当に必要なのは
トップコントロールではない、マネジメントなんですが・・」
この意味ってわかりますか?実際は、もっと曖昧で意味不明な部分も多いのですが、
何が言いたいのかを、必死で聞くと・・・だいたいこういう意味になりますが、
私なりに、もっとわかりやすく要約すると、
「社長の独裁や、細かい部分まで自分の思い通りに動かそうとする取り組み姿勢の為に、
管理職がちゃんと機能していない。経営の基本的な方向性も明示されないので、
お客様からの要望も把握も出来ていないから、みんな何をしてよいのかわからない」って
ことになります。
曖昧なカタカナ言葉によって「何となくわかったつもりにしてしまう・・」そんな経営用語では、
鍛え上げられた厳しい企業文化、社風を生み出すことなく、弱々しい曖昧な企業となるでしょう。
方々から、faxにて「社長・上司からのコメント」が送付されてくるのですが、特にご受講生に
伝えて欲しいと思うことはありますか?という欄があるのですが、ほとんどの方が、
「経営視点を身につけて欲しい」・「マネジメント能力を高めて欲しい」・「リーダーシップを
発揮して欲しい」というような文言が経営用語的なものが多いのですが・・。
他に、書かれている言葉として、「コミュニケーション」、「システム」、「コントロール」や
「経営」、「管理」、「社是」、「理念」、「方針」、「目的」、「目標」、「仕事」、「作業」等々、
何となく頭では「こういうこと」とイメージは理解できますが、では明確に説明して下さい。と
言われれば、大半の方が明確な言葉が出てこないと思います。更に、この言葉の意味を
ただ単に、部下や社員に「説明出来る」だけでは、決して合格点とは言えないのです。
重要なことは、「実践出来るように説明が出来る」必要があるのです。
それは、「経営」というものは「成果を徹底的に追求する」ものなのだからです!
「実践」のないところに「成果」は生まれてこないのです。
ですから、経営者がこうした経営用語をしっかりと効果的に実践出来る様に説明が
出来るとしたら、その会社には経営がしっかりと正しく効果的に根付いていくはずです。
その「経営」は、次の世代に引き継がれ、更に次の世代ににも引き継がれて、
一つの企業文化としてその会社の社風を作っていくはずです。
逆に、誰もしっかりと効果的に説明できないとしたら、その会社ではそれぞれの用語を
それぞれの勝手な解釈になってしまって、人は自己評価の基準線を自分自身の下に
引きますので、要するに「自分はいつも正しい」になってしまいます。
ですから、もし経営用語をそれぞれの勝手な解釈に任せるとしたら、すべての経営活動は
それぞれの勝手な解釈になってしまうはずです。そのことで、どんなに規則違反でも、
常識を逸脱する行為であっても、その本人にとって自分自身の仕事の内容は、
いつも正しく、そしてそんな仕事に対しても給与や人事考課を求めるものになります。
よく言われるように「言葉は文化」です。鍛え上げられた厳しい言葉を共有することで
鍛え上げられた厳しい企業文化、社風を生み出します。
反対に弱い曖昧な言葉が横行している企業は、弱々しい曖昧な企業となるでしょう。
結果として、それぞれの企業成績を見れば一目瞭然と言えるでしょう!
ご受講生からこんなことをよく聞きます。
「うちの会社はマーケティングが出来ていないのは、トップがワンマンだから、マネジメントも
出来ていない。もっとシステムも考えないといけないんだけど、管理職のリーダーシップが
出来ていないことも原因の一つで、社内のコミュニケーションも悪い。本当に必要なのは
トップコントロールではない、マネジメントなんですが・・」
この意味ってわかりますか?実際は、もっと曖昧で意味不明な部分も多いのですが、
何が言いたいのかを、必死で聞くと・・・だいたいこういう意味になりますが、
私なりに、もっとわかりやすく要約すると、
「社長の独裁や、細かい部分まで自分の思い通りに動かそうとする取り組み姿勢の為に、
管理職がちゃんと機能していない。経営の基本的な方向性も明示されないので、
お客様からの要望も把握も出来ていないから、みんな何をしてよいのかわからない」って
ことになります。
曖昧なカタカナ言葉によって「何となくわかったつもりにしてしまう・・」そんな経営用語では、
鍛え上げられた厳しい企業文化、社風を生み出すことなく、弱々しい曖昧な企業となるでしょう。
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