7月17日 発症要因
admin≫
2011/07/17 22:25:46
2011/07/17 22:25:46
今日は、いつものメンバーとゴルフでしたが「暑い!」の一言に尽きます。
夏場のゴルフは「熱中症対策」が必要ですが、一緒に行ってるオッサンたちの
「対策」はいつも万全で大きなクーラーボックスを持ってきていて、その中には
ビニールの袋に水を入れたものを凍らせて凍った状態にして、それを首や頭や
顔に押し当てたりして、そのうち氷が解けてきたものを袋にストローを差して
飲むのですが、オッサンたちの体温で溶けた氷の水をいくらビニールに入っていても
ぐいぐい飲むのには抵抗があります。なので、今年からはみんな自分の分は
自分で持ってきています。。。
ゴルフ場だけでなく、省エネ、節電が求められる今年の夏。限られた電力を有効に
活用するためには、皆で協力して、うまく快適に過ごす工夫をすることが大切です。
一方で、エアコンを全く使用しないことによる熱中症になることは避けたいものです。
熱中症には、体温が上がるタイプと体温が上がらないタイプがあり、大きく分けると以下の
4つに分類できます。特に頻度が多く、重症化しやすいのは「熱射病(日射病)」です。
熱射病(日射病)……体温が上昇するタイプ。重症化すると腎機能が壊れ、尿が出なくなる
熱失神……体温は平熱。顔色が悪くなり血圧が低下して意識がなくなる
熱痙攣……体温は平熱。手足の筋肉がピクピク痙攣する
熱疲労……体温は平熱。気温の暑さで夏バテのような疲労感が出る
熱中症は、子ども、お年寄り、太った人、運動不足の人、体調が良くない人がなりやすいので、
注意が必要です。
発症要因として共通しているのは、いずれも気温、湿度が高く、風が少なく、日差しが強い環境で
起こるということです。
つまり、屋内でも安心とはいえません。オフィスで座っているだけでも、パソコンなど熱を出す
機械が多いと、室温は上がっていきます。節電でエアコンの設定温度が高めに設定されている場合、
パソコン類の近くや日の当たりやすい窓際は、さらに温度が上がってしまいます。
また、温度が適温でも湿度が高いのも問題。快適とされているのは、温度25℃~28℃、湿度40~60%の
両条件を満たす場合と言われており、温度が28℃でも湿度が100%なら熱中症の危険は高くなります。
熱中症予防の指標として「WBGT(湿球黒球温度)」というものがあります。これは、気温、湿度、
日差しやその地面での反射したときの熱である輻射熱を取り入れた温度です。
WBGT 31℃以上 危険
WBGT 28~31℃ 厳重警戒
WBGT 25~28℃ 警戒
WBGT 25℃未満 注意
となっています。例えば 気温25℃、湿度50%ならWBGT24℃。気温28℃、湿度100%ならWBGT31℃、
という風に評価されます。
熱中症予防にはエアコンが一番ですが、家庭内での消費電力が最も多いのもエアコンです。
節電を考える場合は、エアコンに頼りすぎず、上手に使用しなければなりません。エアコンの
設定温度を1℃上げたり、稼働時間を短くしたりする必要が出てきます。
暑さに慣れるためには、発汗機能をうまく働かせる必要があります。適切に塩分補給と
水分補給した上で、湯船につかったり、適度な運動をしたり、エアコンの使用を少し
控えたりすることで、暑いときにしっかり汗をかいて体温調整をしやすくなり、
熱中症予防につながります。
自宅や会社などの屋内では、扇風機の活用を。単独で使用したり、空気の循環をよくして
エアコンの効率を上げることで、エアコンの消費電力を減らすことにも役立ちます。
最近の扇風機はエアコンと同じで、タイマーがついている機種もあります。エアコンが
オフタイマーが作動してから扇風機の電源が入るように設定しておくと、エアコン稼働時間を
短くすることができます。
汗をかくと、水分、塩分が出てしまうので、水分補給、塩分補給が大切。塩分などのバランスが
うまく考えられたスポーツ飲料等を利用するのも有効です。ちょっとした喉の渇きを覚える時点では、
すでに身体に脱水症状が起き始めているので、こまめな水分補給が大切。尿が濃い時は明らかに水分が
不足しています。
特に、睡眠時、水分補給が無いために、暑い環境の中で寝ていると脱水や熱中症を起こす危険が
ありますので、汗を多くかく日には水分補給に心がけましょう。
水分補給と言っても、アルコールは控えてください。アルコールには尿を出しやすくする作用が
ありますので、尿から水分が失われていきます。皮膚への血管も拡張しますので、汗をかきやすく
なってしまい、体内の水分が失われます。
以上のポイントに注意して、この夏を少しでも快適に乗り切りましょう!
夏場のゴルフは「熱中症対策」が必要ですが、一緒に行ってるオッサンたちの
「対策」はいつも万全で大きなクーラーボックスを持ってきていて、その中には
ビニールの袋に水を入れたものを凍らせて凍った状態にして、それを首や頭や
顔に押し当てたりして、そのうち氷が解けてきたものを袋にストローを差して
飲むのですが、オッサンたちの体温で溶けた氷の水をいくらビニールに入っていても
ぐいぐい飲むのには抵抗があります。なので、今年からはみんな自分の分は
自分で持ってきています。。。
ゴルフ場だけでなく、省エネ、節電が求められる今年の夏。限られた電力を有効に
活用するためには、皆で協力して、うまく快適に過ごす工夫をすることが大切です。
一方で、エアコンを全く使用しないことによる熱中症になることは避けたいものです。
熱中症には、体温が上がるタイプと体温が上がらないタイプがあり、大きく分けると以下の
4つに分類できます。特に頻度が多く、重症化しやすいのは「熱射病(日射病)」です。
熱射病(日射病)……体温が上昇するタイプ。重症化すると腎機能が壊れ、尿が出なくなる
熱失神……体温は平熱。顔色が悪くなり血圧が低下して意識がなくなる
熱痙攣……体温は平熱。手足の筋肉がピクピク痙攣する
熱疲労……体温は平熱。気温の暑さで夏バテのような疲労感が出る
熱中症は、子ども、お年寄り、太った人、運動不足の人、体調が良くない人がなりやすいので、
注意が必要です。
発症要因として共通しているのは、いずれも気温、湿度が高く、風が少なく、日差しが強い環境で
起こるということです。
つまり、屋内でも安心とはいえません。オフィスで座っているだけでも、パソコンなど熱を出す
機械が多いと、室温は上がっていきます。節電でエアコンの設定温度が高めに設定されている場合、
パソコン類の近くや日の当たりやすい窓際は、さらに温度が上がってしまいます。
また、温度が適温でも湿度が高いのも問題。快適とされているのは、温度25℃~28℃、湿度40~60%の
両条件を満たす場合と言われており、温度が28℃でも湿度が100%なら熱中症の危険は高くなります。
熱中症予防の指標として「WBGT(湿球黒球温度)」というものがあります。これは、気温、湿度、
日差しやその地面での反射したときの熱である輻射熱を取り入れた温度です。
WBGT 31℃以上 危険
WBGT 28~31℃ 厳重警戒
WBGT 25~28℃ 警戒
WBGT 25℃未満 注意
となっています。例えば 気温25℃、湿度50%ならWBGT24℃。気温28℃、湿度100%ならWBGT31℃、
という風に評価されます。
熱中症予防にはエアコンが一番ですが、家庭内での消費電力が最も多いのもエアコンです。
節電を考える場合は、エアコンに頼りすぎず、上手に使用しなければなりません。エアコンの
設定温度を1℃上げたり、稼働時間を短くしたりする必要が出てきます。
暑さに慣れるためには、発汗機能をうまく働かせる必要があります。適切に塩分補給と
水分補給した上で、湯船につかったり、適度な運動をしたり、エアコンの使用を少し
控えたりすることで、暑いときにしっかり汗をかいて体温調整をしやすくなり、
熱中症予防につながります。
自宅や会社などの屋内では、扇風機の活用を。単独で使用したり、空気の循環をよくして
エアコンの効率を上げることで、エアコンの消費電力を減らすことにも役立ちます。
最近の扇風機はエアコンと同じで、タイマーがついている機種もあります。エアコンが
オフタイマーが作動してから扇風機の電源が入るように設定しておくと、エアコン稼働時間を
短くすることができます。
汗をかくと、水分、塩分が出てしまうので、水分補給、塩分補給が大切。塩分などのバランスが
うまく考えられたスポーツ飲料等を利用するのも有効です。ちょっとした喉の渇きを覚える時点では、
すでに身体に脱水症状が起き始めているので、こまめな水分補給が大切。尿が濃い時は明らかに水分が
不足しています。
特に、睡眠時、水分補給が無いために、暑い環境の中で寝ていると脱水や熱中症を起こす危険が
ありますので、汗を多くかく日には水分補給に心がけましょう。
水分補給と言っても、アルコールは控えてください。アルコールには尿を出しやすくする作用が
ありますので、尿から水分が失われていきます。皮膚への血管も拡張しますので、汗をかきやすく
なってしまい、体内の水分が失われます。
以上のポイントに注意して、この夏を少しでも快適に乗り切りましょう!
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