5月14日 法令遵守
admin≫
2008/05/14 17:38:38
2008/05/14 17:38:38
今日は、午後から「中国人研修生及び実習生」に関して、一次受け入れ機関と、
すべての契約内容及び、昨年12月の指針の改訂版での現状の確認業務を行った。
担当者と通訳と研修生と、私との面談形式で、現状の問題、課題の抽出など、
また業務内容、生活態度、日本語の習得状況など、細部まで綿密に確認した。
実習生達は、今年8月に帰国を控えている為に、帰国に向けて、後輩達への指導、
寮内のルールの遵守等を、再度伝えた。現状に関して、研修生達からの業務や
待遇及び賃金等の要望や不満、不備等を聞き取りをしたが、全員が口を揃えた様に
「何もありません!」とのことで、担当者と通訳は、一安心していたようだが、私からは
「何も無いことが問題!」であってそういう場合のほとんどは、「どうせ言ったところで
問題解決してくれないから言ってもムダ」的な場合が多々ある為、今まで以上に
もっと危機感を持って取り組んで行く様に伝えた。
様々な事象の背後に隠れた真の原因を明らかにすることは極めて重要なことであり、
その意味では「なぜを5回」は問題解決において必須の思考姿勢だ。しかし同時に、
これは極めて難易度が高いプロセスであることを肝に銘じておく必要がある。
問題解決の基本的な考え方とは、「What→Where→Why→How」の順番で考えることだ。
このステップ自体は極めて単純なものだが、実際に使いこなすのは難しい。特に肝となる
ポイントは前半(What、Where)である。多くの場合、相当に意識していないとWhat、Whereを
考える前に Why? How?に飛んでしまう。「何が問題か?を明確にする」「どこが問題か?を
特定する」「なぜそうなっているか?を明らかにする」「どうすればよいか?を考える」という
ステップを意識し、自分の思考をチェックしながら考えることが必要だ。
確かに「解決策」は問題解決のゴールなので、すぐにそこにたどり着ければ最も効率的
ではあるが、このアプローチではうまく行かない。なぜならそれだけでは様々に考えられる
策の中で、なぜそれがベストなのかを断定することはできないからだ。このためある策を
提案したとしても、「もっとこんな策もあるのでは?」「問題は他のところにあるので、その策
では解決できないのでは?」など、当然の質問が噴出し、関係者の理解を得られない。
「真因」と「原因」が不明確では、本来その現象がなぜ起こっているかを突き止めなければ
原因解決にはならない。それが出来なければ「不満因子」として、後々に「大きな問題」に
なってしまう。それは結局彼達は、会社や仕事に対しての不満になるのかもしれない。
異国の地で頑張ってくれている彼達にとって、日々の生活に色々と不満もあるはずで、
私自身が、同じような環境に身を置いた時に、多分色々な環境の変化や言葉の障害などの
ストレスに我慢できずに帰国の道を選ぶかもしれない。たぶん毎日帰りたい!と叫んでいる。。
そう考えると、少々のことは目をつぶってあげてもと言う、気持ちは出て来るだろうが、
それは、社員さんとして見ている目とは違って、又、親心でもないのかもしれない。
それは単なる研修生として、三年間で帰国するのだからとか、日本人じゃなくて
中国人だから的な何の根拠もなく、ただ単に上から彼達をどこか見下してるのかもしれない。
だからこそ、そのことを払拭する為に「社員さんを単なる雇い人と考えるのではなく、
よりよきパートナーとして」人財の育成に全力で取り組む必要があるのかもしれない。
法令遵守の観点から詳細な部分まで、検証しているのもすべてこの点からだ。
すべての契約内容及び、昨年12月の指針の改訂版での現状の確認業務を行った。
担当者と通訳と研修生と、私との面談形式で、現状の問題、課題の抽出など、
また業務内容、生活態度、日本語の習得状況など、細部まで綿密に確認した。
実習生達は、今年8月に帰国を控えている為に、帰国に向けて、後輩達への指導、
寮内のルールの遵守等を、再度伝えた。現状に関して、研修生達からの業務や
待遇及び賃金等の要望や不満、不備等を聞き取りをしたが、全員が口を揃えた様に
「何もありません!」とのことで、担当者と通訳は、一安心していたようだが、私からは
「何も無いことが問題!」であってそういう場合のほとんどは、「どうせ言ったところで
問題解決してくれないから言ってもムダ」的な場合が多々ある為、今まで以上に
もっと危機感を持って取り組んで行く様に伝えた。
様々な事象の背後に隠れた真の原因を明らかにすることは極めて重要なことであり、
その意味では「なぜを5回」は問題解決において必須の思考姿勢だ。しかし同時に、
これは極めて難易度が高いプロセスであることを肝に銘じておく必要がある。
問題解決の基本的な考え方とは、「What→Where→Why→How」の順番で考えることだ。
このステップ自体は極めて単純なものだが、実際に使いこなすのは難しい。特に肝となる
ポイントは前半(What、Where)である。多くの場合、相当に意識していないとWhat、Whereを
考える前に Why? How?に飛んでしまう。「何が問題か?を明確にする」「どこが問題か?を
特定する」「なぜそうなっているか?を明らかにする」「どうすればよいか?を考える」という
ステップを意識し、自分の思考をチェックしながら考えることが必要だ。
確かに「解決策」は問題解決のゴールなので、すぐにそこにたどり着ければ最も効率的
ではあるが、このアプローチではうまく行かない。なぜならそれだけでは様々に考えられる
策の中で、なぜそれがベストなのかを断定することはできないからだ。このためある策を
提案したとしても、「もっとこんな策もあるのでは?」「問題は他のところにあるので、その策
では解決できないのでは?」など、当然の質問が噴出し、関係者の理解を得られない。
「真因」と「原因」が不明確では、本来その現象がなぜ起こっているかを突き止めなければ
原因解決にはならない。それが出来なければ「不満因子」として、後々に「大きな問題」に
なってしまう。それは結局彼達は、会社や仕事に対しての不満になるのかもしれない。
異国の地で頑張ってくれている彼達にとって、日々の生活に色々と不満もあるはずで、
私自身が、同じような環境に身を置いた時に、多分色々な環境の変化や言葉の障害などの
ストレスに我慢できずに帰国の道を選ぶかもしれない。たぶん毎日帰りたい!と叫んでいる。。
そう考えると、少々のことは目をつぶってあげてもと言う、気持ちは出て来るだろうが、
それは、社員さんとして見ている目とは違って、又、親心でもないのかもしれない。
それは単なる研修生として、三年間で帰国するのだからとか、日本人じゃなくて
中国人だから的な何の根拠もなく、ただ単に上から彼達をどこか見下してるのかもしれない。
だからこそ、そのことを払拭する為に「社員さんを単なる雇い人と考えるのではなく、
よりよきパートナーとして」人財の育成に全力で取り組む必要があるのかもしれない。
法令遵守の観点から詳細な部分まで、検証しているのもすべてこの点からだ。
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