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 5月16日 静脈経営 

今日からT塾にて名古屋に来てます。震災で愛知県にある日本での最大企業と
言えるトヨタにもかなりの影響があったということで、名古屋も東京とは比べ
要がないけれど、少しは影響が出ているかと思っていましたが、名古屋駅構内は
震災の影響を感じることなくとても人通りも多く活気がありました。

名古屋市と言えば、河村市長が出直し選挙で3大公約を掲げて見事に当選した。
その中でも、報酬問題として、 市議の報酬を現在の半分の年額約816万円に
引き下げるというではほとんどの市民から「1500万円も もらっていたの!!」 
と市民にこれほど分かりやすい話は無い。
これに対する議会側、あるいは議員らの反論は「報酬を半減させれば、市議会議員に
なる人はいなくなる」「減らす根拠が示されていない」と全く反駁にもならず、
なんの説得力も無かった。これでは、減らされても当たり前ですね!

今回の、T塾での講師は 会宝産業株式会社 代表取締役 近藤典彦氏でした。
現在、NPO法人福井県情報化支援協会会長、中心基盤整備機構北陸支部経営支援
チーフアドバイザーも務めている。1969年設立で資本金は5700万円、パート、
アルバイトを含めた従業員約60人の典型的な中小企業です。

現在は自動車解体業ですが、ただ単に解体してスクラップにするのではなく、
使えるエンジンや部品を取り外して整備し、海外に輸出したり、再加工して販売を
されています。日本国内で値段がつかない中古車は、廃車にせざるを得ない。

これまでは解体してボディやエンジンは鉄くず、古タイヤは燃料資源などとして
リデュースするのが一般的だった。「海外、特に新興国では、メイド・イン・ジャパン
というだけでブランドがとても重宝され、ネジやボルト、その接合部などがJIS規格で
標準化されていますし、品質はトップクラス。日本で廃車になる車両のエンジンは、
まだまだ使える。新興国のディーラーからすれば、垂涎の的とのことでした。

私たちの場合、車の買い替え時期と言うのがだいたい10万キロぐらいですが、
メーカーからすると、トヨタのカローラは50万キロ、ホンダの車は80万キロは
故障なく走るそうです。

以前、中国の研修生の送り出し機関の理事長が日本に来たときにも私のクルマが
変わっていることに気づき「前の車はどうしましたか?」と聞かれたので、
「もう古くなってきたので買い換えた」と言うと、「どれぐらい走ってましたか?」と
聞かれたので「12万キロぐらい」と言うと、「なんでそんなもったいないことを
しますか?まだまだ走れますよ!」と叱られた。。。ちなみに中国では平均でも
日本車や外車なら40万キロは走るようです。

会宝産業が社是として掲げるのは「静脈産業」である。血液の流れに例え、原料を
加工して製品として世の中に出すのが動脈産業なら、いったん世の中に出て廃棄された
製品を3Rに乗せ、ビジネスとして成立させつつ環境保護に貢献する。

現在は、勝手に静脈産業と名乗っている段階だが、中古自動車部品の品質保証制度
「JRS」(日本リサイクル規格:仮)やリサイクル技術者資格の創設を提唱するなど、
次に向けた社会活動も展開している。講演では「これまでの社会・経済は、動脈に
ばかり目を向けてきたと思います。しかし同時に静脈が機能しなければ血液は循環
しないし、再生産ができなくなる。その点で当社は、先端を走っているという自負が
あります」と力強く仰っていました。

中小・零細企業は大手企業と比べ、経営者も従業員も「自分たちは何をすべきか」を
把握しやすいと思います。経営のトップダウンで統制が利くこと、「自分は専門家
ではない」という認識が外部の助言に耳を傾ける姿勢を作ることも、大手企業には
ない特徴です。どこかの誰かが、いつの間にか何とかしてくれるというようなことは、
全く期待できない。経営資源の「人」「もの」「金」「情報」のすべてが満足には
ないという状況であればこそ、工夫が生まれ、「自分たちで」の意識が生まれる。

厳しい経営環境の中で、経営改革のためにリーダーは何をすべきかを深く考えさせられた
素晴らしい講演でした。

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10tt

Author:10tt
 しま しんじ 52歳
大阪市内で製造業を経営。
(他に、3社の代表取締役を兼務)
                   
アルバイト入社にて、35歳で代表取締役に就任。人材育成の教育会社の
研修に参加してそれを機に、経営に対しての勉強を始める。以来15年間
学び続けているが、まだまだやりたいこととできることに紆余曲折の日々!


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