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 5月11日 日々前進 

今日で、東日本大震災の発生から二か月が経過します。被災地では、日々復興に向けて
取り組んでいるようですが、まだまだ完全な復興にはほど遠い状態が報道されてます。
避難所生活をされている被災者だけでなく多くの人たちの心の傷が癒える日も、まだ遠い。
それでも、現地の事情は以前よりも落ちつき、避難所には芸能人やスポーツ選手などが
激励に訪れたりして被災者の方たちにすこしずつ笑顔が戻ってきているようです。

地震発生時に、すぐにテレビを見てテロップに出てきた「津波警報」で7メートルと
表示されていたのを見たときは「これって間違い?」と思ったが、続々と出される
警報速報では、10メートルの津波とのことで、テレビを食い入るように見ていた。
穏やかな湾内を映していたが、徐々に押し寄せる津波で海岸に隣接している建物が
傾いて次々と流され、航行中の船が今まで見たこともない方向で流されて、その波が
民家を押し潰していく光景には、目を伏せようとも身動き出来ず声も出なかった。

多くの民家の人たちや、津波から逃げてるクルマが津波に飲み込まれてたのですが
あの人たちは、どうなったのか?助かったのか?などを考えると胸が苦しくなる。

震災発生後、「何とか助けてあげたい」そしてその為に「自分に何が出来るのか」を
考えてきた。所属する経営者の会のメンバーからも次々に連絡が入って、私と同様の
ことをみんな考えていた。「義援金募金」に関しても、僅かではあるが色々な団体を
通して、出来ることはさせてもらった。「街頭募金活動」も3度立たせてもらった。
しかし、まだまだ何か出来るはずと思いながらもあまり出来ていない歯痒さもある。

経営研究会では、「一か月が義援金を5000万円集めよう!」と日本全国にある
54経営研究会で取り組んだことで、最終集計はまだですが、途中経過で目標金額を
大幅にクリアーすることも出来ました。みんなの「支援」の気持ちがひとつになり、
「街頭募金活動」に関しては、54の地区で3回、4回実施されて10回以上も
された会もありました。みんなの想いが少しづつですが、形になってきました。

震災の影響で全世界が注目している「福島原発」の復旧に関しても、被爆の恐怖にも
めげず、原発の現場に向かった消防や自衛隊の方たち、東京電力の社員さん。
そして、多くの協力業者の社員さんたちが劣悪な環境の中で今も必死で毎日毎日
取り組んでくれています。目を覆うような悲惨な光景でPTSDの危険性の中に
ありながら、もくもくと海外から救援隊として捜索活動をされた方々に感謝です。

今も、余震が続く中の生活です。放射能危険地域の為、避難生活をしておられる方たちは
仮設住宅の建設用地さえ不足している状態で、今後どこに住めるのかさえ、まったく
目途が立っていません。

この前の、ゴールデンウィークではたくさんの方が、被災地のボランティアに行かれた。
しかしながら、現地の行政として、その多くの人たちの対応に逆に追われる形になった。
テレビのインタビューである男性ボランティアにインタビューをしていた。
その男性は、「せっかく遠いところからわざわざボランティアに来ているのに
一日に2時間しか手伝うことが出来なかった!」と不満を記者にぶつけていた。

これを見ていて、この男性は何に対して怒っているのか?せっかく来たことなのか?
遠いところからわざわざ来たことなのか?二時間しか作業をさせなかったことか?と
「いったい何が不満なのか?」。。この男性は現地の惨状をテレビや新聞で見聞きして
いるうち、現地の人びとを助けたくて仕方がなくなり、ボランティアを思いたったと思う。
そういう思い自体は尊敬すべきことであり、行動に移されていることは頭が下がる。

しかしながら、この男性はどこまで「現地の事情」を理解していたのだろうか?
現地について、当然ながらボランティアとして登録して、だれの陣頭指揮の下、
どんな活動をしようとしていたのか?宿泊や食事やトイレなどはどうするつもりで
ボランティアとして自分が納得する作業を自分で選べるとでもおもっていたのだろうか?
被災地でどのような活動が効果的で、阪神淡路大震災や中越地震の際、ボランティアが
どのように現地でボランティアとして動いたのか知っていたのだろうか?
これらのことをすべて理解していたならば、あのような受け答えはしてないはずです。

ボランティアで行くことは素晴らしい行動だと思います。でも被災地にいかなくても、
自分にできることは、他にもいっぱいあると思います。募金をする。被災地の商品を
消費する。そして、何より、被災地の人びとを支える思いをはせることが出来ます。

二ヶ月経っても、被災地の方たちにとっては、まだまだ悲しみは癒えることはできない。
家も会社も学校もすべてのモノを無くし、そして大切な家族や友人を亡くして、
今もなお苦しんでいる人達が大勢います。行方不明者もまだ1万人以上います。
そんな人たちにできることは、「頑張ってください!」と声を掛けることではない。
被災者の方たちは、毎日毎日二か月間と言う時間を必死に立ち直ろうとして、
頑張ってきています。そんな人たちを支えるには、私たちが「頑張る」ことです。

政治家がもっともっと必死に頑張ることです!日本国民が一つになって
被災地の方たちに必ず復興できる!自分たちがもっともっと応援するから
決してあなたたちが頑張らなくてももっともっといろいろなことに甘えたらいい!
日本国中であなたたちの為に、頑張るから!と伝えていくべきだと思う。
そして「がんばろう東北の為に!」、今こそ「頑張るぞ日本!」です!


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10tt

Author:10tt
 しま しんじ 52歳
大阪市内で製造業を経営。
(他に、3社の代表取締役を兼務)
                   
アルバイト入社にて、35歳で代表取締役に就任。人材育成の教育会社の
研修に参加してそれを機に、経営に対しての勉強を始める。以来15年間
学び続けているが、まだまだやりたいこととできることに紆余曲折の日々!


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