4月26日 情報通信
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2011/04/26 18:07:06
2011/04/26 18:07:06

ホテルからの「東京タワー」(夜のライトアップは当然ながら中止してます)

ホテルからの「東京スカイツリー」(夜のライトアップは当然ながら中止してます)
T塾二日目は、ケースメゾット授業です。今回の教育ケースはオフィスの通信ネットワークの
コンサルティング&サポートを主として直収型電話、マイライン、IP電話、携帯電話など、
電話に関するコスト削減の提案営業をされているR社さんでした。
現状の経営環境における背景として総務省の「グローバル時代におけるICT政策に関する
タスクフォース」の政策決定プラットフォームを開催し、「光の道」構想に関する基本方針を
決定したことで、この「光の道」構想は、2015年ごろをめどに日本のすべての世帯における
ブロードバンド利用の実現を目標とするものてす。
この基本方針では、NTT東西の規制の遵守状況や、料金の低廉化や市場シェアの動向、
「光の道」構想に関する取組状況などについて3年をめどに包括的な検証を行い、進展が十分
でない場合については構造分離や資本分離を含めたさらなる措置についての検討を行うとしている。
また、第4世代移動通信システムなど新たな無線システムに関しては、諸外国で実施されている
オークションの導入についても早急に検討の場を設けて議論を進めることも、基本方針として決定。
ワイヤレスブロードバンド事業者による既存の周波数利用者の移行コストの負担については、
オークションの考え方を取り入れた制度を創設するため、関係法律の改正案を次期通常国会に
提出するとしている。
今回は、このように私たちからすると[横文字」が多くて苦手な分野ではあるのですが、
弊社では、特に私が通信機器関係を担当しているようなものなので、ここ10年間では
その時の時流に合わせて弊社の通信環境を変えてきていて、電話関連はすべて「光通信」に
対応もしています。当然、通信機器も3年ごとに最先端の機器を導入していますので、
今回のケースに関しては、「強み」「弱み」に関しては、理解することが出来ました。
今後の通信サービスでは、NTTグループやKDDI、電力系通信キャリアの動きが盛んです。
FTTH/0AB~J-IP電話(固定電話と同じ形式の電話番号を持つIP電話)/映像配信の
各サービスを“トリプルプレイ”として提供し、インターネットに詳しくない人や
ADSLサービスの利用者を取り込んでいる。通信キャリアは、デジタルテレビやゲーム機
によるインターネットの利用シーンを提案し、FTTHサービスの需要維持を狙っている。
今後の成長戦略を考えると2013年度にかけて市場拡大が期待されるサービスとしては
具体的にはFTTH/0AB~J-IP電話/WiMAXサービスになる傾向が強い。
FTTHサービスでは、ブロードバンドサービス市場が成熟していくことで、単年度で見た
純増数は減少していく見通しだ。ただし、ADSLサービスからの入れ替え需要や新規利用者の
取り込みが続く見込みであり、市場は成長傾向で推移すると考えられる。
0AB~J-IP電話サービスは、FTTHサービスの導入をきっかけに、NTT東西地域会社が提供する
PSTN/ISDNサービス、050-IP電話サービスからの乗り換えが進むことで、市場が拡大していく。
但し、LTEや次世代PHSといった競合サービスの勢力もあるため、エリアの早急な拡大が求められる。
こんな風に書くと意味不明の人もたくさんいるかもしれないですね!!
経営者としては、「業界内の常識」だけに捉われずに経営情報として様々な異業種から
学ぶことが多々あります。今回も、とても勉強になりました!!
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