4月12日 風評被害
admin≫
2011/04/12 22:19:58
2011/04/12 22:19:58
各地、各業界で震災による風評被害の防衛策に必死に取り組まれています。
国内に関しては、買い占めなどでの影響は少なくなってきているようですが、
それでも東京都の水道水の安全性に関しては一応の終息に向かっているよう
てずが、福島第1原発の放射性物質漏れ事故で風評被害を受けている農家を
支援しようと、安全な野菜のインターネット販売が始まっています。
農家を応援する気持ちが消費者を後押しするのか、評判は上々だという。
しかし「出荷停止や自粛品目でもないのに売れない」といった風評被害もある。
県が農作業の延期を要請しているため、自身もコメの作付けのめどがたっていない。
手をこまねいていても仕方がない。消費者との仲立ちをしたい」と販売を始めた。
放射能汚染への不安から食品だけでなく、工業品でも日本からの輸入に対し、
海外の通関当局が、事前通告なしに放射線量の検査証明を求めるケースなどが多発。
輸出業者や船会社は、船積み前に証明書を取得する自己防衛に動き出しているが、
国内の専門機関は検査依頼の急増に悲鳴を上げている。科学的なデータに基づかず、
一律に線量検査を課す動きが各国に広がれば、日本企業の輸出業務が大きく停滞する
可能性がある。鋼材から通常よりわずかに高い放射線量が検出されただけで、受け
取ってもらえなかったり、輸出に使う船が日本への寄港を避けたりするケースもある。
解体ビルや廃車などの鉄スクラップの被害が目立つという。風評被害が広がれば、
震災による製鉄所などへの打撃に苦しむ鉄鋼メーカーの業績が悪化する可能性もある。
旅行業界も大打撃を受けており、旅行最大手のJTBでは、3月の旅行予約が激減し、
特に東北が7割減、関東も6割減となった。近畿日本ツーリストも旅行予約者が3割減り、
「自粛ムードがいつまで続くか見通しが立たない」と嘆いている。
稼ぎ時のゴールデンウイークが近づく中、帝国ホテルでは「例年なら満室になる日もあるが、
現時点では予約がほとんど入っていない」という。原発事故の影響で外国人の「日本離れ」も
目立ち、宿泊客の5割弱が外国人というホテルニューオータニでは、4月に入っても
外国人からの予約がない状況だということです。
もっともひどい風評と言えば、静岡県内の給油所で「福島県民お断り」の看板が立てられ
ほかにも、福島県民であることを理由に、「レストランで入店を断られた」
「ホテルに宿泊できなかった」「車に落書きされた」などの被害があったと。
なぜこんなことが出来るのか?これは予防とかではなく「いじめ」だと思う。
静岡県民にとってこんなことがまかり通っていると他県の人に知られれば
多くの静岡県民は悲観すると思うし、情けない気持ちになると思います。
世界各国から今回の地震での[日本人としての品格」がかなり評価されていた。
本来、暴動や盗みなど混乱があって当たり前なのに、日本人は整然としていた。
改めて日本人の民族性を評価してくれていた人たちもたくさんいたのに。。
この記事は、同じ日本人として情けないし憤りも感じる。
風評被害には「人の噂も75日」と言いますが、更なる風評の目に見えない情報が
連日報道され、場合によっては出所不明の虚偽に近いことでも、一般社会には
大きな集団パニックを引起こした。毎日報道されている原発の放射性物質漏洩の危険に
関する分析や報道が過熱していて、更に飲料水や日用品、米などが買いだめのより品切れに
なり、そして大勢の日本人が関西へと避難し、関東地方は人々が去って閑散としてしまった。
また、25カ国もの各国大使館の臨時移転が混乱の波を更に助長させていた。次いで、多くの
外国人が家族や知人の呼びかけや勧めを受けて、ひいては脅かされて、きっぱりと日本での
生活や学業、仕事、事業までもを中断し、弊社の中国人研修生のように、母国の家族からの
「すぐに帰国しなさい!」とのことに、荷物をまとめたらすぐ慌てて帰国した。
被爆地周辺と言ってもかなり離れていて影響もあまりないところの物でも早々に出荷を禁止し、
放射線レベルが正常な多くの農産物や野菜も巻き添えとなって一律に廃棄され、重大な損失
だけでなく、人為的な市場パニックをも生じた。このような諸々の風評被害は枚挙に暇がなく、
震災復興のプロセスにおける障害となっている。
風評とは「知らない人間」が「知ったかぶり」から始まる。そのためにもより正確な
情報をより早く収集して、「知識」を「知恵」にして一人一人が自分にできることから
始めてこそ、復興に近づくはずです。 がんばれ東北!
国内に関しては、買い占めなどでの影響は少なくなってきているようですが、
それでも東京都の水道水の安全性に関しては一応の終息に向かっているよう
てずが、福島第1原発の放射性物質漏れ事故で風評被害を受けている農家を
支援しようと、安全な野菜のインターネット販売が始まっています。
農家を応援する気持ちが消費者を後押しするのか、評判は上々だという。
しかし「出荷停止や自粛品目でもないのに売れない」といった風評被害もある。
県が農作業の延期を要請しているため、自身もコメの作付けのめどがたっていない。
手をこまねいていても仕方がない。消費者との仲立ちをしたい」と販売を始めた。
放射能汚染への不安から食品だけでなく、工業品でも日本からの輸入に対し、
海外の通関当局が、事前通告なしに放射線量の検査証明を求めるケースなどが多発。
輸出業者や船会社は、船積み前に証明書を取得する自己防衛に動き出しているが、
国内の専門機関は検査依頼の急増に悲鳴を上げている。科学的なデータに基づかず、
一律に線量検査を課す動きが各国に広がれば、日本企業の輸出業務が大きく停滞する
可能性がある。鋼材から通常よりわずかに高い放射線量が検出されただけで、受け
取ってもらえなかったり、輸出に使う船が日本への寄港を避けたりするケースもある。
解体ビルや廃車などの鉄スクラップの被害が目立つという。風評被害が広がれば、
震災による製鉄所などへの打撃に苦しむ鉄鋼メーカーの業績が悪化する可能性もある。
旅行業界も大打撃を受けており、旅行最大手のJTBでは、3月の旅行予約が激減し、
特に東北が7割減、関東も6割減となった。近畿日本ツーリストも旅行予約者が3割減り、
「自粛ムードがいつまで続くか見通しが立たない」と嘆いている。
稼ぎ時のゴールデンウイークが近づく中、帝国ホテルでは「例年なら満室になる日もあるが、
現時点では予約がほとんど入っていない」という。原発事故の影響で外国人の「日本離れ」も
目立ち、宿泊客の5割弱が外国人というホテルニューオータニでは、4月に入っても
外国人からの予約がない状況だということです。
もっともひどい風評と言えば、静岡県内の給油所で「福島県民お断り」の看板が立てられ
ほかにも、福島県民であることを理由に、「レストランで入店を断られた」
「ホテルに宿泊できなかった」「車に落書きされた」などの被害があったと。
なぜこんなことが出来るのか?これは予防とかではなく「いじめ」だと思う。
静岡県民にとってこんなことがまかり通っていると他県の人に知られれば
多くの静岡県民は悲観すると思うし、情けない気持ちになると思います。
世界各国から今回の地震での[日本人としての品格」がかなり評価されていた。
本来、暴動や盗みなど混乱があって当たり前なのに、日本人は整然としていた。
改めて日本人の民族性を評価してくれていた人たちもたくさんいたのに。。
この記事は、同じ日本人として情けないし憤りも感じる。
風評被害には「人の噂も75日」と言いますが、更なる風評の目に見えない情報が
連日報道され、場合によっては出所不明の虚偽に近いことでも、一般社会には
大きな集団パニックを引起こした。毎日報道されている原発の放射性物質漏洩の危険に
関する分析や報道が過熱していて、更に飲料水や日用品、米などが買いだめのより品切れに
なり、そして大勢の日本人が関西へと避難し、関東地方は人々が去って閑散としてしまった。
また、25カ国もの各国大使館の臨時移転が混乱の波を更に助長させていた。次いで、多くの
外国人が家族や知人の呼びかけや勧めを受けて、ひいては脅かされて、きっぱりと日本での
生活や学業、仕事、事業までもを中断し、弊社の中国人研修生のように、母国の家族からの
「すぐに帰国しなさい!」とのことに、荷物をまとめたらすぐ慌てて帰国した。
被爆地周辺と言ってもかなり離れていて影響もあまりないところの物でも早々に出荷を禁止し、
放射線レベルが正常な多くの農産物や野菜も巻き添えとなって一律に廃棄され、重大な損失
だけでなく、人為的な市場パニックをも生じた。このような諸々の風評被害は枚挙に暇がなく、
震災復興のプロセスにおける障害となっている。
風評とは「知らない人間」が「知ったかぶり」から始まる。そのためにもより正確な
情報をより早く収集して、「知識」を「知恵」にして一人一人が自分にできることから
始めてこそ、復興に近づくはずです。 がんばれ東北!
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