4月26日 責任
admin≫
2008/04/26 23:38:02
2008/04/26 23:38:02
今日は、午前から弊社で導入している「外国人研修制度」の一次受け入れ機関による
「入国及び在留資格に関する法務省指針及び制度」に関する説明会に参加してきました。
この制度を、ご紹介させて頂いた植田社長・玉川社長も来られていました。
午前11時からの開始にもかかわらず空席からみて2~3名の遅刻者の為に、
15分遅れの開催。私としては、この段階で「何で?」と疑問が・・開始時間が事前に
知らされていた為、時間前に早々にお集まりになられている方が大半なのに・・・。
一部の遅刻者の為に、開始時間を遅らせる必要がどこにあるのかと?
このような「対応」が普段からの「仕事への取り組み方」が浮き彫りになってくる。
(机の上に資料と一緒に置いてあった「名札」の役職も「取締役」となってたし・・)
行政書士の方から「適正な研修の実施について」等のご説明がありましたが・・。
内容に関しては、これから研修生制度を導入する企業向けのものであって、
参加されている方は、既に研修生制度を3~5年前から導入していて
平たく言えば、3~5年使っている電化製品の「事前の取り扱い説明書」を説明されて
いるようなもので、「研修生制度」の遵守事項に関しては、「企業側の責任」のみの説明。
本来、この制度には「一次受け入れ機関」である本日の主催者である組合の責任と
私たちの「二次受け入れ機関」の責任がそれぞれにあるにもかかわらず、私たちだけの
責任だけの説明になって、一次受け入れ機関のやらなければならない「説明責任」が
一切触れられていなかったのである。まさしく「責任転嫁」の説明会であった。
「説明責任」とは、その事柄について理解しようとする者に対し十分な情報を提供し、
理解してもらうことで、単なる知識の押し付けであってはならない。望まない者に知識を
押し付けることは専門家としての傲慢である。知識のレベルにはいろいろな段階がある。
どのレベルの知識を望んでいるかによって、分かりやすい説明することも必要であるし、
専門的に高度な説明をすることも必要である。誰に対しても同じような説明を繰り返すだけ
では説明責任を果たしているとはいえない。まして意味不明な言葉を並び立てて
「説明責任」を果たしたなどと主張するのでは、説明責任はまったく果たされていない。
最近では、企業の社会的責任( CSR: Corporate Social Responsibility)が問われている。
CSRとは、企業が利益を追求するのみならず、組織活動が社会へ与える影響に責任を持ち、
あらゆるステークホルダー(利害関係者)からの要求に対して、適切な意思決定したことを
指すものです。
又、医療関係ではインフォームド・コンセントとして正しい情報を得た(伝えられた)上での合意」
を意味する概念で、特に、医療行為(投薬・手術・検査など)や治験などの対象者(患者や被験者)
が、治療や臨床試験/治験の内容についてよく説明を受け理解した上で (informed) 、
方針に合意する (consent) 事である。概念として、「説明・理解」と、それを条件にした「合意」の、
いずれも欠けないことが重要である。また、ここでの「合意 consent」とは、双方の意見の一致・
コンセンサスという意味であり、必ずしも提案された治療方針を患者が受け入れるということを
意味しないとされている。
このように、企業としての「社会的責任」を果たすためには、単なる「説明」だけでなく、
「責任」が発生する。責任は、社会における自由に伴って発生する負担である。
自由な行為・選択に伴い、その結果に応じた責任が必ず発生する。原則として全ての行為に
おいて結果責任が発生するが、ある行為を行った者と責任を負担する者が常に一致するわけ
ではない。
責任者というものは、事件が起こってから責任を負うというのではなくて、その前に負うものである。
しかしながら、やっている人達の自主性を失わせる様なやり方では駄目である。 部下の人達の
やっている事を陰ながら見守っていて、そして、いつ何時でもパッと助言が与えられる様な態勢に
持っていく事が、いわゆる責任者たる者の任務である。
経営者としての「責任」を重く受け止めて精進しなければならない。
「入国及び在留資格に関する法務省指針及び制度」に関する説明会に参加してきました。
この制度を、ご紹介させて頂いた植田社長・玉川社長も来られていました。
午前11時からの開始にもかかわらず空席からみて2~3名の遅刻者の為に、
15分遅れの開催。私としては、この段階で「何で?」と疑問が・・開始時間が事前に
知らされていた為、時間前に早々にお集まりになられている方が大半なのに・・・。
一部の遅刻者の為に、開始時間を遅らせる必要がどこにあるのかと?
このような「対応」が普段からの「仕事への取り組み方」が浮き彫りになってくる。
(机の上に資料と一緒に置いてあった「名札」の役職も「取締役」となってたし・・)
行政書士の方から「適正な研修の実施について」等のご説明がありましたが・・。
内容に関しては、これから研修生制度を導入する企業向けのものであって、
参加されている方は、既に研修生制度を3~5年前から導入していて
平たく言えば、3~5年使っている電化製品の「事前の取り扱い説明書」を説明されて
いるようなもので、「研修生制度」の遵守事項に関しては、「企業側の責任」のみの説明。
本来、この制度には「一次受け入れ機関」である本日の主催者である組合の責任と
私たちの「二次受け入れ機関」の責任がそれぞれにあるにもかかわらず、私たちだけの
責任だけの説明になって、一次受け入れ機関のやらなければならない「説明責任」が
一切触れられていなかったのである。まさしく「責任転嫁」の説明会であった。
「説明責任」とは、その事柄について理解しようとする者に対し十分な情報を提供し、
理解してもらうことで、単なる知識の押し付けであってはならない。望まない者に知識を
押し付けることは専門家としての傲慢である。知識のレベルにはいろいろな段階がある。
どのレベルの知識を望んでいるかによって、分かりやすい説明することも必要であるし、
専門的に高度な説明をすることも必要である。誰に対しても同じような説明を繰り返すだけ
では説明責任を果たしているとはいえない。まして意味不明な言葉を並び立てて
「説明責任」を果たしたなどと主張するのでは、説明責任はまったく果たされていない。
最近では、企業の社会的責任( CSR: Corporate Social Responsibility)が問われている。
CSRとは、企業が利益を追求するのみならず、組織活動が社会へ与える影響に責任を持ち、
あらゆるステークホルダー(利害関係者)からの要求に対して、適切な意思決定したことを
指すものです。
又、医療関係ではインフォームド・コンセントとして正しい情報を得た(伝えられた)上での合意」
を意味する概念で、特に、医療行為(投薬・手術・検査など)や治験などの対象者(患者や被験者)
が、治療や臨床試験/治験の内容についてよく説明を受け理解した上で (informed) 、
方針に合意する (consent) 事である。概念として、「説明・理解」と、それを条件にした「合意」の、
いずれも欠けないことが重要である。また、ここでの「合意 consent」とは、双方の意見の一致・
コンセンサスという意味であり、必ずしも提案された治療方針を患者が受け入れるということを
意味しないとされている。
このように、企業としての「社会的責任」を果たすためには、単なる「説明」だけでなく、
「責任」が発生する。責任は、社会における自由に伴って発生する負担である。
自由な行為・選択に伴い、その結果に応じた責任が必ず発生する。原則として全ての行為に
おいて結果責任が発生するが、ある行為を行った者と責任を負担する者が常に一致するわけ
ではない。
責任者というものは、事件が起こってから責任を負うというのではなくて、その前に負うものである。
しかしながら、やっている人達の自主性を失わせる様なやり方では駄目である。 部下の人達の
やっている事を陰ながら見守っていて、そして、いつ何時でもパッと助言が与えられる様な態勢に
持っていく事が、いわゆる責任者たる者の任務である。
経営者としての「責任」を重く受け止めて精進しなければならない。
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